Facebookに関わってきた人々、「とんでもないモノを作ってしまった」と後悔する
Image: Mike Windle/Getty Images Entertainment

Facebookに関わってきた人々、「とんでもないモノを作ってしまった」と後悔する

怖い。

Facebook(フェイスブック)というソーシャルメディアを作り上げてきた人々が、次々に後悔の念を発表しています。「とんでもないモノを作ってしまった。もう終わりだ!」と。

先月、Facebookの初代CEOであるショーン・パーカー氏が、まずFacebookに対する自責の念を吐露。「自分が言ったことの意味を自分できちんと理解していたのか、わからない。予期せぬまま10億、20億というユーザーを抱えるまでに成長したネットワークは、人々のつながり、社会とのつながりの在り方を変えてしまった」。

Facebookというものが世に出るための初期段階を大きくサポートしたパーカー氏だけに、ソーシャルメディアという存在を、自分自身が正しく把握していたかわからないという言葉は非常に重いです。「世の中を変える変える」と言ってはいたけれど、まさか本当にここまで変わるとは…。成長した今の姿は、まるでモンスターだとでもいうのでしょうか。「ぼくらの子どもたちにどう影響していくのか、それは神のみぞ知る」とも発言しており、このモンスターが自分の手に負えないという気持ちがでています。

Facebookの存在を恐れる発言をしているのは、パーカー氏だけではありません。2005年から2011年までFacebookに在籍し、ユーザー拡大のための担当副社長を務めたチャマス・パリハピティア氏も不安の声をあげています。パリハピティア氏が発言したのは、スタンフォード大学経営大学院でのディスカッションイベントでのこと。「社会の在り方という社会組織をめちゃくちゃに壊すツールを作ってしまったと考えています」。

パーカー氏の発言から間をおくことなく、公の場で発せられたパリハピティア氏の言葉。また、2人が共通して、ソーシャルメディアの動き=いいね!やコメントが、ユーザーのドーパミンとなるという意味で「ループするフィードバック」というフレーズを使っていることから、もしかして示し合わせた発言なのでは?と考えることもできます。Facebookというモンスターを作ってしまった彼らが、今できることは、その危うさに対してできる限り声をあげることだけということなのでしょうか。

パリハピティア氏は、ディスカッションにて、「人々のつながり方という基本的な部分が侵食されている今、私にはなす術がありません。できることと言えば、このツールを使わないということだけ。実際に、私はもう何年も使っていません」とも発言。自身の子どもにも利用を禁止しているといいます。使わない理由は「プロブラムされてしまいたくない」から。自分でも気づかないうちに、ソーシャルメディアというものに操られていくというのです。ディスカッションでは、Fワードまで使って非常に強く呼びかけたパリハピティア氏。


Video: YouTube/Stanford Graduate School of Business

…モンスターはどこまで成長するのでしょう。



Image: Mike Windle/Getty Images Entertainment
Source: YouTube
Jennings Brown - Gizmodo US[原文

(そうこ)

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