はたして、使いきれるかどうか…。
はやくも来年1月の登場もありうると噂される、Samsung(サムスン)の新型スマートフォン「Galaxy S9/S9+」。内部性能が進化するであろうことは当然予想できますが、Samsungが新たに量産を開始した512GBのフラッシュストレージがこの端末に搭載される…可能性があるかもしれません。
2017年12月5日(現地時間)にSamsungが発表したのは、「eUFS方式」の512GBのフラッシュストレージ。これは64層構造の512ビットの「V-NAND」を組み合わせた製品で、なんでも世界初の製品らしいですよ。
さらにこのフラッシュストレージは、次世代のハイエンドスマートフォンやタブレット端末への搭載が期待されています。つまり、2018年のGalaxy S9/S9+や新型iPhone、それに「Galaxy Note9」などの上位モデルとして採用される…かもしれないんです。
このように大容量のフラッシュストレージは、チップの積載面積が小さいスマートフォンやタブレット端末で特に役立つことになります。さらに、ファイルの読み書き速度(シーケンシャルリード/ライト)も860MB/sと255MB/sへと高速化を達成。4K動画などの大容量ファイルも、さくっと転送が終わるはずです。
もしGalaxy S9/S9+が例年通り来年の早い時期に発表されるのだとしたら、このフラッシュストレージが搭載されるかどうかはなんとも微妙なところです。しかし2018年モデルの新型iPhoneやGalaxy Note9なら、十分に512GBモデルが登場する可能性はありそうですね!
Image: Benjamin Geskin/Twitter
Source: Samsung
(塚本直樹)