これまでの常識が変わりそうです。
ガラスは割れに弱くて、割れたらハイそれまでよ。ガラスってそんなもんだと思っていましたが、将来的にはこの常識は常識ではなくなるかもしれません。東京大学の相田卓三教授と博士課程の大学院生柳沢佑さんらの研究グループが開発したのは、割れてもくっつくガラス。
「ポリエーテルチオ尿素」という物質を材料に利用したガラスで、もし割れたとしても数秒間、断面を押しつければ元通りにくっつき、数時間経てば元の強さにまで戻るとのこと。NHK NEWS WEBでは実際のガラスの映像も公開されているので、そちらも合わせてどうぞ。
どの程度くっついた痕跡がなくなるのか? もともとはどの程度の強度があるのか? 透明度は向上していくのか?ってところも気になりますね。もし透明なガラスが綺麗に直るのなら、将来的にはスマホやラップトップの画面割れなどへの不安も少なくなるかも? もしくは、手荒に扱われることもある業務用の端末などにも良いかも!?
いやぁ〜、ほんと将来の姿が楽しみな素材です。
Image: Shutterstock
Source: NHK NEWS WEB
(小暮ひさのり)