一体型PCをナメていました。
その5K解像度ディスプレイの後ろに8〜18コアのXeonプロセッサを搭載した、最強の一体型PCこと「iMac Pro」。発売日が決定し先行レビューも公開されているのですが、やはりというべきか「Mac Pro」すらもぶっちぎる脅威の性能を秘めていることが明らかになっていますよ!
YouTubeチャンネルのJonathan Morrisonでは10コア/3.0GHzのXeonプロセッサを搭載したiMac ProをGeekbenchで性能計測しているのですが、そのシングルコアスコアは5450、マルチコアスコアは37434という結果に。
一方Mac Pro(2013年モデル)はシングルコアスコアは3352、マルチコアスコアは25747という結果。マルチコアスコアで比べれば、約45%も性能アップしていますよ! 流石に4年も前のモデルと比べるのは酷かもしれませんが、Mac Proがアップグレードされないのですからしかたありません。
また最新の5K解像度/27インチモデルのiMacの最上位モデルと比べると、なんとiMac Proは93%も高速。もうお金さえ気にしなければ、通常のiMacを選ぶ理由はなくなりましたね。
ちなみにiMac Proでは18コアモデルも選択できるので、今回よりもさらにベンチマークスコアを伸ばすことができます。また実際の作業ではメモリを128GBまで搭載して作業スペースに使ったり、上位モデルのRadeon Pro Vega 64を選択して3DグラフィックスやVRの開発にガンガン使うことも可能です。
このように「最強」という言葉しか思いつかないiMac Proですが、いったい日本での販売価格はいくらくらいになるんでしょうね〜。
Image: Apple
Video: YouTube
Source: YouTube via MacRumors, Geekbench
(塚本直樹)