やっぱり値下がり、してほしいですよね。
「iPhone X」に搭載されたSamsung(サムスン)製の有機ELディスプレイはそれはそれは美しいのですが、一方ではその部品価格の高さも噂されています。そんな中、海外からはLGによる有機ELディスプレイ供給の契約締結が近いことが報じられていますよ。
Korea Heraldが紹介しているLGの声明によると、現時点ではiPhone Xへの有機ELディスプレイ供給の契約は成立していないものの、詳細が決定次第その内容を発表するようです。両社の間でなんらかの協議が行なわれていることはほぼ間違いなさそうですね。
なお調査会社のTechInsightsの発表によれば、iPhone Xで一番高いパーツは有機ELディスプレイとなっています。Apple(アップル)は通常同じ部品を複数社から仕入れることで供給を安定させ、納入価格を下げようとするのですが、iPhone Xの有機ELディスプレイではそれができないんですね。
そんな中、今年9月にはすでにAppleとLGが有機ELディスプレイ調達で交渉していると報じられました。さらに中国BOEも、同じく有機ELディスプレイの供給契約を狙っているという情報もあるのです。
さてiPhone Xに複数サプライヤーからの有機ELディスプレイの供給が始まったとしても、それが即値下げにつながるとは考えづらいでしょう。もし値下げがあるとすれば、2018年モデルの新型iPhoneの発売時…になるのかな?
Image: Anna Hoychuk / Shutterstock.com
Source: Korea Herald via 9to5Mac
(塚本直樹)