また尖ったプロダクトを作って欲しいですね!
Apple(アップル)にこの人ありといえば、故ジョブズもそうですが同じくらいジョニー・アイブも忘れてはいけません。Appleのデザインを常にリードしてきた彼ですが、このたびプロフィールページが更新され、再びハードウェアからインターフェイスまでのデザインを指揮することになったと明かされています。
アイブといえば2015年に最高デザイン責任者(Chief Design Officer)に就任。そしてハードウェアデザインチームはリチャード・ホワース氏が、インターフェイス部門はアラン・ダイ氏が率いるとが発表されました。アイブも偉くなったもんだ…と思いましたが、一方では彼が直接製品やソフトウェアに関わらなくなるという、寂しさも感じたものです。
その後、Reutersの報道によればアイブはApple新本社こと「Apple Park」の仕事に集中。そして2017年にApple Parkの設計と建設がほぼ終わったのとともに、本来の仕事であるハードウェアとソフトウェアのデザイン開発に舞い戻ってきたのです。ちなみに、現在の肩書きは変わらずChief Design Officerのままで、前任となるホワース氏とダイ氏は重役紹介ページから名前が消えてしまっています…。
長らく続くiPhoneの快進撃とは裏腹に、現在のMac製品はかなりぼやけたラインナップになっているといわざるを得ません。Touch Bar対応アプリの追加の話をさっぱり聞かなくなった「MacBook Pro」や、拡張性が皆無でにっちもさっちもいかなくなった「Mac Pro」…。どちらも、なんらかの手を打つ必要があるでしょう。
デザインチームを直接指揮することになったアイブの手腕で、Apple製品がどのように生まれ変わるのかを楽しみにしたいですね。
Image: Brian Ach/Getty Images Entertainment/ゲッティ イメージズ
Source: Apple(1, 2)via MacRumors, Reuters
(塚本直樹)