そんな名前だと暗黙面に堕ちないか?
AmazonのCEOジェフ・ベゾスの航空宇宙企業Blue Origin(ブルーオリジン)。ここは将来の有人宇宙飛行を目的に事業を進めています。
彼らが西テキサスで行った実験には、大きな窓の付いた「クルー・カプセル 2.0」が初登場し、中には青いツナギを来たダミー人形が乗せられました。
その名も「マネキン・スカイウォーカー」。
名字は宇宙飛行士向けですが、ルークの父親アナキンとかけているのですね。誰が名付けたのか、シビれるような親父ギャグです。一応、最新作で世界が湧いている『スター・ウォーズ』へのリスペクトだと思っておきましょう。
では大成功だったテスト飛行の様子をご覧ください。
;#NewShepard; had a successful first flight of Crew Capsule 2.0 today. Complete with windows and our instrumented test dummy. He had a great ride. @BlueOrigin; pic.twitter.com/PZHXWXjuw9
— Jeff Bezos (@JeffBezos) 2017年12月13日
最高速度マッハ2.94で爆進したロケットから、切り離されたブースターは立ったまま約10km/hの速度で地上に舞い戻ります。マネキンは10分ほどの弾道飛行を楽しんだあと、そのカプセルはパラシュートを開いて時速1.6kmほどでゆっくりと落下してきました。
ちなみに国際宇宙ステーションでは、近々『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』鑑賞会が行われる予定なのだとか。もしマネキン・スカイウォーカーがそこに参加するなら、ブルーオリジンではなく、すでにISSに合体したSpace Xのロケットに乗っていったほうが早いかもしれません。その際はお土産にピッツァもお忘れなく。
Source: Twitter, TechCrunch
Bryan Menegus - Gizmodo US[原文]
(岡本玄介)