『ブレードランナー』x『マトリックス』x『攻殻機動隊』のような世界。
リチャード・モーガン原作の小説にして、フィリップ・K・ディック賞を受賞した『オルタード・カーボン』が、Netflixで映像化されます。
“『ブレードランナー』を超えるフューチャー・ノワールの傑作”と称される本作は、デジタル化して小さなメモリー・スタックに記録した人間の心を、「ほかの肉体」に移動できる技術を持つ27世紀のサスペンス。
まずはSF感たっぷりのトレイラーをどうぞ。
『オルタード・カーボン』は、財力を持った人々がどんどん次の肉体へとメモリーを入れ替え、不死の心を手に入れる世界が舞台。お金がなければバックアップしたメモリーだけが残り、それすら失うと真の死が訪れるのです。
数世紀ぶりに目覚めた元特命外交部隊のタケシ・コヴァッチは、犯罪に加担し170年の保管刑を言い渡されていた男。ですが地上最も裕福な男ローレンス・バンクロフトの恩赦により肉体を与えられ、「自分の数日前の肉体」を殺害した人物を見つけるよう依頼されます。しかし捜査を進めるうち、コヴァッチはローレンスの過去を知ることとなるのです。
主人公コヴァッチを演じるのはふたりの俳優。ひとりは、『ウルヴァリン: SAMURAI』のウィル・ユン・リーで、もうひとりは2014年の『ロボコップ』でマーフィーを、そして『スーサイド・スクワッド』でフラッグ大佐を演じたヨエル・キナマン。
ちょっとダークなトーンのSFとサスペンスが好きな人なら、ハマりそうな予感がしますね。
Netflixオリジナル・シリーズ『オルタード・カーボン』は全10話、2018年2月2日より配信予定です。
Image: YouTube
Source: YouTube via Entertainment Weekly
Reference: Amazon
James Whitbrook - Gizmodo io9[原文]
(岡本玄介)