ファズマとマキシマ、なんか似てる?
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』より登場した、ストーム・トルーパーたちの指揮を執るキャプテン・ファズマ。彼女の銀色に輝く鎧と未来的なマスクは、ほかのデザインにも応用できそうだなーって思いませんか?
そこで作られたのが、なんとなく名前が似ている日産マキシマのファズマ。
『スター・ウォーズ』は、劇中にスポンサーの広告を出す「プロダクト・プレイスメント」を行わないことを厳しく決めています。なのでファズマがこのマキシマに乗ることは叶わないんですよね。
しかし、日産はかつて『ローグ・ワン』モデルも作りましたし、ILMとカリフォルニア州バーバンクにあるカスタム・ショップ「Vehicle Effects」に働きかけ、このファズマ版マキシマを限定生産で商品化しようと交渉中なのだそうです。
米ニッサンのマーケティング・コミュニケーション部にいる、ジェレミー・タッカー副社長はThe Hollywood Reporterにこうコメントしています。
私たちは劇中にロゴを貼り付けてもらうような、プロダクト・プレイスメントなんてするつもりはないんですよ。『スター・ウォーズ』は何百万人ものファンがおり、もし彼らを怒らせたらビジネスはお終いですからね。
このマキシマは、2Dイメージから3Dに起こすのに100時間、製造に200時間が費やされています。
実車は12月1日~10日まで、L.A.のコンヴェンション・センターにて展示される予定です。それ以外にも、そのたのオート・ショウやVR体験でも見られるようにしていくとのこと。
いつかこのファズマキシマを見られることを、楽しみにしたいですね。
Image: Nissan
Source: Nissann News, The Hollywood Reporter
Charles Pulliam-Moore - Gizmodo US[原文]
(岡本玄介)