テコンVではありませんよ。
人間の仕事がロボットに奪われると危惧される時代になりましたが、もしかすると、聖火ランナーもロボットに取って代わられる時代が来るかもしれません。
そんなことを思わせるのは、韓国で開催予定の平昌五輪のために走ったロボットが登場したから。
そのロボットは、科学技術を専門に教育している国立大学KAISTが開発した「Hubo」です。41日目のリレーで外気は0度を下回る中、Huboはトーチを掲げて歩き、なぜか壁に穴を開けてそこから次の走者に炎を繋ぐパフォーマンスを披露しました。
ロボットはHuboだけでなく、手足の生えた椅子型ロボット、FX2も登場。でも彼らは聖火リレーを走る初めてのロボットではありません。すでに今年のはじめに水中を進み炎を移動させたロボット走者がいたんだそう。
ちなみにHuboは、2015年に行なわれた国防高等研究計画局(DARPA)のコンテストで無事にタスクをこなせた唯一のロボットだったそうで、200万ドル(約2億2700万円)の賞金をゲットしたこともあるのだとか。
2月に平昌五輪が開催されれば、85体のロボットたちがボランティアの人たち同様に仕事をすることも決まっています。はたしてどんなロボットが登場するのでしょうか?
Prometheus gives fire to humanity,
— Dennis Hong (@DennisHongRobot) 2017年12月11日
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