この木なんの木、トゲトゲの木

  • author Rina Fukazu
この木なんの木、トゲトゲの木
Image: SWNS via The Independent

そりゃあ、鳥のフンはいやだけどさ。

木の枝に大量のトゲトゲ…いわゆる忍び返しが導入されたのは、イギリスのブリストルにある高級住宅街。理由は他でもなく、鳥のフンを避けるためなのだとか。

こうした鳥よけの忍び返しって、新しいものではありません。世界の街中にある建物などで見かけることができます。それでも木の上って、あまりにも人間中心的すぎるというか…。

「この辺りの鳥のフンは、大きな問題になってるんだよ」と、近隣住民はBristol Postの取材に答えました。「鳥たちは車を本当にめちゃくちゃにしてくれるし、なぜかこの周辺によく集まってるみたいなんだ」。Bristol Postによれば、この近辺に忍び返しが導入された木の数は2本。周辺のBMWやAudiを鳥のフンから守っているようです。

私有地であることを理由に、撤去を求めることは難しいようで…とはいえ環境保護団体や近隣住民からの反対の声はもちろん出ているようです。ブリストル緑の党のPaula O’Rourke議員はThe Guardianに「土地所有者が自分の敷地内にある木に何をしようと、法的に許されることは理解しています」と言いつつ「許されようがそうでなかろうが、おそらく駐車する車のために、鳥たちにとって文字通り住めない状態の木を見るのはひどく恥ずかしく思います」とコメントを残しています。

ただ、悲しいことに、こうした忍び返しは鳥に対するものだけではありません。

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「スパイクではなく、家を」
Image: Dan Kitwood/Getty Images News/ゲッティ イメージズ

街中に座り込んだり寝たりするホームレスに対して忍び返しを設置する自治体も増えています。上の写真は、街中の角に設置された忍び返しと、「スパイクではなく、家を」と掲げた反対の声を表するボードが置かれています。2014年のロンドンで撮影されたものです。

こうしたトゲトゲを見るとちょっと悲しくなりますね…。2018年は、みなさんにとって良い年になりますように。



Image: SWNS via The Independent, Dan Kitwood/Getty Images News/ゲッティ イメージズ
Source: Bristol Post, The Guardian

Matt Novak - Gizmodo US[原文
(Rina Fukazu)

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