「普通の重りじゃツマンナイじゃん?」だそうです。
つい最近のこと、Space XのCEOイーロン・マスクが、自社ロケットのファルコンに「Teslaの新ロードスターを乗っけて飛ばしてみたい」なんてつぶやいてから、フォトショップでコラージュされた画像が出回ったりしました。
ですがアレ、実はあのフォトショ画像のまんま現実にプランが進行していたようなんです。
最初のツイートは12月2日。最初はこんなノリでした。
;Payload will be my midnight cherry Tesla Roadster playing Space Oddity. Destination is Mars orbit. Will be in deep space for a billion years or so if it doesn’t blow up on ascent.
— Elon Musk (@elonmusk) 2017年12月2日
(ロケットの)荷重は自分のミッドナイト・チェリーのTeslaロードスターを、(デヴィッド・ボウイの)『Space Oddity』を流しながら飛ばすんだ。目的地は火星の周回軌道でね。打ち上げ中に爆発しなけりゃ何億年も宇宙を漂うことになるね
普通であれば、打ち上げテスト時の荷重には大量のコンクリートや鉄塊なんかが載せられるものなのですが、代わりに自社の自車を載せちゃうだなんてシャレてる上に夢もあって良いですよね。
そして24日、マスクのInstagramには7枚の写真が一気に投稿されました。これであの気まぐれめいたツイートが、本気と書いてマジだったことが判明。
いくつもの会社で、夢のような事業を次々に成功させているマスクならではの社長ジョークって感じです。もしもホントにこれを実行するのなら、話題性はもちろんのこと、ふたつの会社の宣伝が一石二鳥でできるのもオイシイはずです。
宇宙空間でこのロードスターが飛び回ったら、さらに未来の到来って感じになりますが…さすがにそこまでは考えていないかもしれませんね。彼が期待しているように、数百万年したら地球外生命体に発見されるかもしれませんし、未来の地球人に再発見されるシナリオでもクールですよね。
リアルなタイムカプセル感がサイコーですが、打ち上げ時のBGMにも期待しておきましょうね。
Image: Instagram
Source: Instagram via engadget, Twitter
(岡本玄介)