目を閉じると、鋼鉄製のヴェイダーが見えるようです。
映画『スター・ウォーズ』の音楽がメタルと相性が良いのは周知の通りですが、メタリックなギターサウンドで28あるパートを完コピし、オーケストリックな『帝国のマーチ』を演奏する技巧派MVが登場しました。
11本のギターと13枚のTシャツを着こなし、ギターだけでトランペットやヴィオラ、トロンボーンやホルンにクラリネットなどなどあらゆる楽器を再現しているのです。
最大で25のパートが合奏するところはさすがに迫力がありますね。
1種類の楽器でもIIやIIIなど、別のパートを演奏している場合もありますし、中にはピッコロもあったり、アコギでチェレスタなんて普段聞かない鍵盤楽器までコピーされています。
演奏はたった3分ですが、このために楽譜を起こしたり各パートの音を調節して練習したりと、裏ではかなりの苦労がありそうですよね。
この壮大なプロジェクトを成し遂げたのは、クーパー・カーターさん。彼は2年前にも、エレキギターで『スター・ウォーズのテーマ』をカバーしたことがありました。せっかくなのでその映像もぜひチェックしてみてください。
Image: YouTube
Source: YouTube (1, 2) via Laughing Squid
(岡本玄介)