大作の裏には人の力。
大人気海賊シリーズ第5弾で、作風が少し変わった『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 』。本作も荒唐無稽なアクションが満載で印象深いシーンのオンパレードでしたね。私が個人的に気に入っているのは、始まってすぐのジャック・スパロウの銀行強盗とギロチンのシーン。(『ワイルド・スピード MEGA MAX』の銀行強盗シーンとまんま同じというツッコミも含めて)
あんなハラハラドキドキなシーンはどうやって作られたのか? VFXを担当したAtomic Fictionがその舞台裏を公開していたのでご覧いただきます。
コテコテのVFXシーンですが、一部の建物は実際に作ったみたい。さすがドル箱コンテンツ、お金かかってるなぁ。
ちなみにこのAtomic Fictionというスタジオは、『パイレーツ』シリーズのほかにも『トランスフォーマー』シリーズや『ローグワン』、『ゴースト・イン・ザ・シェル』、『ゲーム・オブ・スローンズ』、『ブレードランナー2049』などの話題作のVFXを担当し、現在は大作『パシフィック・リム アップライジング』に携わっているとのこと。
このスタジオは2011年創設と社歴は浅いですが、見せ場のVFXを担当することも多く『デッドプール』ではトレイラーに使われていた「お絵かきからのカーチェイス、そして車を横転させて華麗な殺戮」をやったようです。
あ、リークルートページみたらモントリオールのスタジオで結構なポジションが求人かかってる! 我こそは、という方は応募してみてはいかがでしょうか?
Image: Vimeo
Source: Art of VFX, YouTube, Atomic Fiction(1, 2)
(中川真知子)