あと10年でやってくる? AIでペットとコミュニケーションをとれる未来!

    あと10年でやってくる? AIでペットとコミュニケーションをとれる未来!
    Image: AnnyStudio/Shutterstock

    いろんな可能性を考えちゃう。

    動物好きなら一度は考える、「ペットと話してみたい」願望。ちょっと夢のような話ですが、少しずつ実現に近づいているかもしれないんです。

    Daily Mail Onlineによれば、動物の行動をAIによって言語化する研究が現在アメリカの北アリゾナ大学で行なわれています。チームを率いるCon Slobodchikoff教授は、30年間にわたってプレーリードッグの行動を観察するなかで、彼らの鳴き声にはパターンがあることを発見しました。どうやら、仲間同士での呼びかけ方を捕食者の種類によって変えているようなんです。

    Slobodchikoff教授は、プレーリードッグの鳴き声をAIが識別/言語化することで、人間が彼らの思考を理解することができようになるのでは?と考えています。さらにアルゴリズムをほかの動物にも応用し、翻訳することで、プレーリードッグだけでなくあらゆる動物の考えを人間が理解できるようになるかもしれません。そんな未来を目指して教授は自身の会社Zoolinguaを設立し、プロジェクトに取り組んでいます。

    さらにこの技術には、ペットとの絆を深めるだけでなく産業面でのメリットも。たとえば畜産業で飼育している羊の鳴き声や行動から、「痛み」など体調の微細な変化を判断できるようになるかもしれません。これにより、病気の早期発見に繋がったり、飼育数減少のリスクを軽減できるわけです。

    しかしこの研究は始まったばかりで、AIの判断材料に必要なデータはまだ足りていないんだとか。動物の行動を人間の言語に置き換え、さらにコミュニケーションがとれるようになるには、これからも長い年月が必要になるでしょう。犬や牛の気持ちが逐一翻訳され、毎日挨拶したり体調を聞ける生活なんてちょっと想像もつきません。ただ、The Guardianによれば、未来学者のWilliam Highamは「10年以内には犬と話すことができるデバイスが実現するだろう」と語っています。ちょっと胡散臭いような気もしますが、それだけ実現が期待されてるってことですよね。

    家族同然の大切なペット。彼らの考えていることがもっと鮮明に理解できるようになれば、よりいっそう大切なパートナーとなっていくに違いありません。


    Image: AnnyStudio/Shutterstock
    Source: Daily Mail Online, Con Slobodchikoff, Zoolingua, The Guardian, William Higham, NBC News

    (豊田圭美)

    いつかの未来じゃなく2018年のいま、AIが私たちに何をしてくれているのか、いまのAIを見てみましょう。

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