2018年に新型が出るうわさの「AirPods」結局どんなイヤホンなの? 何が良いの?

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  • author 塚本直樹
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2018年に新型が出るうわさの「AirPods」結局どんなイヤホンなの? 何が良いの?
Image: Peter Kotoff/Shutterstock.com

私も使っていますが、いいものです。

2016年12月半ばに発売され、気づけばもう1年が過ぎたApple(アップル)のワイヤレスイヤホン「AirPods」。発売当初は品薄状態が続いたものの、今では少し待てばオンラインストアで購入できるようになりました。

そんなAirPodsですが、今年にはワイヤレス充電器に対応したケースや、新型が発売されると噂されています。新型も基本的な使い方やスタイルはそう変わらないはず。なので今から現行モデルを買う方も、新型待ちの方も、AirPodsとはどんなものなのかをおさらいしてみましょう。

1:AirPodsには電源ボタンがない

AirPodsの本体には一切ボタンがなく、またそのケースにもペアリングのためのボタンがあるだけです。これは、AirPodsがケースの開け閉めで起動とスリープを行なうため。また本体内蔵の「W1チップ」が賢く動作し、フタを開けるだけでiOSデバイスとのペアリングが完了します。

2:切り替えが楽

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Image: Apple

Bluetoothイヤホンで面倒くさいのが、機器の切り替え。しかしAirPodなら切り替えのときに、何かボタンを押す必要はありません。一度ペアリングしたiPhoneやiPad、それにMacBookとの間でさえも、コントロールセンター(iOS)やメニューバー(macOS)から接続する機器を選ぶだけで切り替えられます。

3:付属ケースで充電

AirPodの充電は、本体をケースに入れるだけでOK。そしてそのケースはiPhoneと同じ、Lightningケーブルを接続することで充電できます。

4:バッテリーは本体だけで5時間

満充電状態から再生できる時間は5時間。片方4gというコンパクトサイズながら、立派なものです。通勤通学などなら十分にこなせることでしょう。またケースで充電しながら利用すれば24時間も利用できます。充電時間は、AirPods本体を15分間ケースに入れて充電おくと、3時間使えます。

5:本体からの音量調整はできない

意外なことに、AirPodの本体やケースからは音量調整ができません。もし音量を変えたい場合には、iPhoneやMacBookなどから直接変更する必要があります。一方でAirPodsはイヤホンをタップすることで、音楽の再生/停止や、曲送り/戻し、Siriの起動ができます。

6:ワイヤレス充電オプションも登場予定

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さらに、AirPodsは2018年に登場予定のワイヤレス充電パッド「AirPower」での充電も可能になる予定です。ただし現行モデルではワイヤレス充電ができず、新型のケースが必要です。Appleの公式サイトによると、ケースは別売りされるとのことですが、今後はこのワイヤレス充電に対応したケースに切り変わっていくのでしょう。

7:まだまだ売れそうなAirPods

このように初期の生産量不足を乗り越え広く市場に受け入れられているAirPodsですが、KGI証券アナリストのミンチー・クオ氏によれば、2018年には2017年の約2倍となる2600〜2800万台のAirPodsが販売されるだろうと予測されています。私もAirPodsの完成度はワイヤレスイヤホンの中でも随一だと感じており、Appleの生み出したワイヤレスイヤホンは長くAppleファンに愛されることになりそうです。


現状、新型AirPodsについては、2018年後半に登場するかも?といった情報にとどまっており、どのように進化するのかは明らかになっていません。新情報がわかり次第、ギズモードでご紹介します。



Image: Peter Kotoff/Shutterstock.com
Source: Apple(1, 2), 9to5Mac

(塚本直樹)