つないでガッカリパターンがなくなるかもよ?
昨年12月よりAndroid 8.1 Oreoの配信は始まっていますが、バージョン8.1で追加となった機能の中でも、先日ようやく有効になった機能があります。それが、公共Wi-Fiの速度表示機能です。この機能、ユーザーが公共Wi-Fiにつなげる前にざっくりとその通信速度が速いのか、遅いのか教えてくれる便利な機能なんです。
Googleによると、Wi-Fi設定画面に以下のように4段階で速度判定が表示されるとのこと。
・「遅い」: Wi-Fi 通話を使用できる場合は、電話をかけたりテキスト メッセージを送信したりできます。
・「OK」:ウェブページを閲覧したり、ソーシャル メディアを使用したり、音楽をストリーミングしたりできます。
・「速い」:ほとんどの動画をストリーミングできます。
・「非常に速い」:非常に高画質な動画をストリーミングできます。
ご覧のとおり、具体的な通信速度は表示されないんですが、Googleのコミュニティマネジャーがフォーラムでこれらの判定の基準となる数値を公開しています。通信速度はそれぞれ「遅い=0〜1Mbps」「OK=1〜5Mbps」「速い=5〜20Mbps」「非常に速い=20Mbps以上」となっているみたいです。
Public Wi-Fi can be spotty. For the first time, #AndroidOreo 8.1 lets you take out the guesswork & see the speed of networks before you hit connect. Rolling out now: https://t.co/lSzvCFgNk7pic.twitter.com/60EmoPxUX4
— Android (@Android) January 22, 2018
今までも設定のWi-Fiページで、Wi-Fiの「強度」というのは確認できました。ただ、強度が強くても速度が遅くちゃ意味ありませんよね。たまに「お! 無料Wi-Fiあるじゃん!」ってワクワクしながらつないでみるとなぜかむちゃくちゃ速度が遅い経験てありませんか?
これからはつなぐ前に速度まで教えてくれるので、トラップに引っかかる必要がなくなりますね。ちなみに、パスワード入力を必要としない公共Wi-Fiのみに限られますので、お忘れなく。
Image: Georgejmclittle/Shutterstock.com
Source: Google, Google Forum, Twitter via VentureBeat
(Doga)