これもひとつのサイバーパンク。
バーチャルYouTuberしかり、VRChatしかり、仮想キャラクターになりきってのコミュニケーションがアツい今日この頃。Oculus Riftだけでバーチャルキャラになれるという、低コストなバーチャル配信システム「AniCast」を、株式会社エクシヴィが発表しました。
これは株式会社エクシヴィとSHOWROOM株式会社、シーエスレポーターズの三社合同プロジェクト「バーチャル SHOWROOMER 東雲めぐ」にて採用されたシステム。大掛かりな装置を必要とせず、Oculus RiftとOculus Touchだけでバーチャルキャラの中の人になれるというものです。
このように、ノートPCとOculus一式だけでバーチャルキャラの操作ができるワケですね。で、この「AniCast」を使って史上初のバーチャルSHOWROOMERを生み出すべく、中の人のオーディションももうすぐ始まるそうです。
キャラクターである東雲めぐは、シーエスレポーターズが運営する先端技術を活用したラボチーム「Gugenka」によるアニメ作品「うたって おんぷっコ♪」の主人公。なので中の人は東雲めぐになりきって配信することになると思うんですけど、やはり主人公である以上決まりごとなんかも出てくるんでしょうか。こんなセリフはダメ! とか。バーチャルタレント育成論が試される。
オーディションページによると、条件は18歳以上の女性のみとのこと。「AniCast」自体も配布とかはないっぽいのでのじゃロリ候補生には残念な話ですが、iPhone Xを使ったバーチャルキャラクターといい、簡単に中の人になれる未来はそう遠くないはず。仮想への憧れが強まってゆく、2018年。
Image: PRTIMES
Video: YouTube 1, 2
Source: PRTIMES, うたって おんぷっコ♪, YouTube 1, 2
(ヤマダユウス型)