デザインも使い勝手も、そして価格も大事です。
2018年1月9日、auの2018年春モデルが発表されました。今回は全体としてエントリーラインナップが強化された形ですね。
まずはトップ画像の「HUAWEI nova 2」でしょう。
エントリーでも写真は楽しめる!2眼+高性能セルフィーレンズ
「HUAWEI nova 2」はau初となるHUAWEI(ファーウェイ)製スマホです。5インチフルHDで、背面には指紋センサーを搭載。付属の充電器で約100分でフル充電できる高速充電にも対応しています。Android OSは7.0で、メモリは4GB、ストレージは64GBとエントリーモデルらしからぬモリモリ感!

5インチクラスは手に持ったときのホールド感もいいですね。また、最近のファーウェイのトレンドにもれず、カメラ機能もこだわっています。

背面には1200万画素、800万画素のデュアルレンズを搭載しています。どこかで見たことがあるようなカラーラインナップ・素材ですけど、こちらは指紋センサーを背面に搭載。エッジのカットも美しく、ラグジュアリー感を感じますね〜。
インカメラは2000万画素。そう、インカメラのほうが画素数が高いのです。
しかも、ソフトウェア補正が強めで、かなり明るめに撮れる印象。こちらはインカメラでの「ポートレートモード」+「ビューティー補正」は強力で男子二人でもはしゃいでしまうレベルです。
この辺の「みんなこう使ってるんでしょ? ならばこう!」といった調整は好みが別れるところかもしれませんけど、後補正なしでここまでそれっぽく撮れるというのはセルフィー好きにとっては願ったりのカメラかもしれませんよ。
ポップなカジュアルライン。驚きの軽さは選ぶ理由に十分
auオリジナル端末も新モデルが登場、「Qua phone QZ」です。
スペック的にはnova 2よりもさらにエントリー向けで、メモリ3GB、ストレージは32GB。前モデルまであったおサイフケータイ機能も無くなっています。いわゆる「はじめてのスマホ」を狙った端末ですね。
このスマホ、軽い、とにかく軽いんです!
先に説明した「HUAWEI nova 2」も143gとかなり軽めなのですが、それと比べてもうわ軽い!と軽さを実感できるレベル。店頭に並んだらぜひ手に持ってみてください。多分びっくりすると思います。
カラーはチョコミント、カシスピンク、シトラスレモン、インディゴと美味しそうなラインナップです。Qua専用フラップケースといったアクセサリも登場しますよ。
タブレット2機種もリニューアル、テレビ視聴や防水対応にも対応
「Qua tab」シリーズは8インチと10インチの2モデルが登場。こちらは10インチの「Qua tab Q Z 10」で、フルセグや防水に対応していて、かなり実用面に特化していますね。
デザイン的にはやや面白味に欠けますけど、日常生活での使い勝手の良いタブレットを! という人の選択肢に入ってくるのではないでしょうか。
セコム連携で安心レベルが向上。さらに進化した見守り端末

子ども向けの見守り端末「mamorino4」。本モデルからタッチパネル対応になってさらに直感的に使えるように。防犯ブザー搭載かつ、セコムのサービス「ココセコム」とも連携しています。そちらを利用するにはセコムとの契約が必要になりますけど、いざというときはセコムが現地に駆けつけてくれるといった安心感もありますね。
端末の月額基本使用料が月額500円、居場所をお知らせするサービスの「安心ナビ」が月額300円。セコムのサービスが月額900円から。いろいろ足すとそれっぽい値段がかかりますけど、転ばぬ先の杖として子どもに持たせておきたい端末かも。
使いやすさ・わかりやすさを追求したら、やっぱり「物理」

シニア向けスマホ「BASIO 3」は専用カードにかざすことで、診断アプリが起動するといった機能が搭載されていました。NFC読み取り機能を使って、アプリを起動しているだけなんですけど、ツールとしての使い勝手の簡単さを追求していったらアナログな方向に戻っていったのがすごいですね!
また、背面のカバーをスライドさせるとカメラが起動するといったギミックもあって、わかりやすさを突き詰めるとアナログが最強なんだなと思い知らされました。いや、この路線は絶対に流行りますよ。
今回登場した端末はどれもエントリー向けといったラインナップですけど、エントリーながらカメラだったり、デザインだったり、利便性だったりと、どれにも「これぞ!」といった武器がありますね。auのサイトではもう料金シミュレーションもできるので、コスパ重視での買い替えやスマホデビューを検討している方はチェックしてみましょう。
Photo: かみやまたくみ, 小暮ひさのり
Source: au-KDDI
(小暮ひさのり)