B&Oの左右独立型イヤホン「Beoplay E8」レビュー:もはや音質だけが求められる時代は終わった

  • 18,943

  • author ヤマダユウス型
B&Oの左右独立型イヤホン「Beoplay E8」レビュー:もはや音質だけが求められる時代は終わった
Photo: ギズモード・ジャパン

ぜひ毎日のお供にしたい。

2017年11月頃、デンマークのオーディオ・ビジュアル製品メーカーB&Oが同社初の左右独立型のワイヤレスイヤホン(bluetoothイヤホン)Beoplay E8」を発売しました。その1カ月前にはソニー初のワイヤレスイヤホン「WF-1000X」が発売されており、この2機種は両者とも3万円近いハイエンドさと今をときめく左右独立型イヤホンということで、比較されることもよくあります。

無論、それぞれに良さと機能美が詰まっているのですが、今回はこちらBeoplay E8をレビューしてみました。まず使った感想としては、モノとしての良さがギュギュっと濃縮された、所有欲高まる逸品に仕上がっているのではないかとッ。

B&O Beoplay E8

・ これは何? :デンマーク産のハイエンド左右独立型イヤホン、の新色(チャコールサンド)

・価格:3万2900円

・好きなところ:プロダクトも音も素晴らしい!(あえてプロダクトを先に書く)

・好きじゃないところ:タッチ操作が思い通りにいったりいかなかったり

180116_b_and_o_beoplay_e8_review_6
Photo: ギズモード・ジャパン

ラグジュアリーなマットPP加工の箱を開けると、シンプルさの中にも高級感を漂わせる本体と、ケーブル、イヤーピース、説明書などの同梱物がお目見え。やはりこの価格になると、箱を開けたときのファーストコンタクトも大事にして欲しいもので、そこはバッチリです。

180116_b_and_o_beoplay_e8_review_3a-1
Photo: ギズモード・ジャパン

ケースは本革仕様(本革!)で、上面にはさりげなくB&Oのロゴがあしらわれています。ともすればアクセサリーケースにも見えるルックスからは、電化製品らしさは微塵も感じられません。今回は12月に発売された新色のチャコールサンドをチョイスしてみましたが、このモダンな色味はかなり良いです。黒より断然こっち派だ。

180116_b_and_o_beoplay_e8_review_4a
Photo: ギズモード・ジャパン

イヤホンのほうも見ていきましょう。物理ボタンはなく、ロゴが描かれている面をタッチして操作するナウなスタイル。ケースにしまうときはマグネットによる吸着を感じます。左右独立型イヤホンでは定番のギミックですが、指先に感じるこのちょっとした抵抗はやっぱり良いですね。歩きながら取り出したりしまったりしても、落下の不安はなし。

180116_b_and_o_beoplay_e8_review_2a
Photo: ギズモード・ジャパン

接続まわりもさすがに3万円だけあってしっかりしています。左右のイヤホンは途切れが少ない近距離磁気誘導(NFMI)で、吉祥寺駅や中野駅あたりの混雑さでも一度も接続切れしませんでした。一度ペアリングすれば、ケースから取り出して右側のイヤホンをタッチするだけで本体の起動と接続が完了し、すぐさま音楽が聞けます。Beoplay E8のスペックは、Bluetooth 4.2、SBC/AACコーデック、5.7mmのダイナミックドライバー搭載。

バッテリーはイヤホン単体で連続再生4時間、ケース側で最大2回分の充電が可能(合計12時間再生)。AirPodsのフル充電24時間以上に比べるとナヨいけど、WF-1000Xの9時間よりかは信頼できます。防水に関しては明記されていないので恐らくアウト。小雨時に使用したときは問題なかったものの、あまりオススメできません。お高いですしね。

180116_b_and_o_beoplay_e8_review_7a
Photo: ギズモード・ジャパン

イヤーピースはシリコンタイプが4種類と、Comply(コンプライ)のMサイズが付属。Beoplay E8にノイズキャンセリングは搭載されていませんが、低反発素材でできたComplyを使えばほぼ耳栓になるので遮音具合は上々です。

で、音質はどうなの?

iPhone 8 Plusで聞いてみると、一聴して「あ、文句ない、良い」と感じました。フラットさ7割、ベースなどのアタック具合を決める中低域2割、ピアノの高域のヌケ感1割という感じ。アコースティックもアニソンもヒップホップもバランスよく聴けるオールラウンダーで、常備イヤホンとしては文句なしの仕上がりです。

180116_b_and_o_beoplay_e8_review_10
Image: B&O

とはいえもっと低音ブンブンな気分もあったりするもので、そんなときはアプリ「Beoplay」のEQ機能の出番。縦横軸のグラフで強調したい帯域をスムーズに調整できて、かつプリセット保存できるので、「テンションを上げたいベース重視設定」「インスト聴く用中高域設定」みたいな感じで楽しめます。ヒップホップなんかは低音を上げるとBeatsばりに楽しめます。

左側イヤホンをタッチすると、外音を取りこめるTransparency Modeが起動。これも「Beoplay」側で4段階の調整が可能です。ここはできればアプリじゃなく、イヤホンタッチで調整できればよかったなぁ。

とにかく、良さは“プロダクト”にあり。こういう性格のモノもあるべきだ

音質は有線にも負けないとか、AAC対応なのでiPhoneユーザーにぜひとか、そういうアピールもできるんですけど、Beoplay E8は何よりもプロダクトの良さについて語りたいイヤホンです。前述しましたが電化製品を感じさせないモダンなデザインは所有欲にガツンとくるし、つい持ち歩きたくなるような、側に置いておきたくなる魔力を秘めています。プロダクトデザインとしての完成度は、左右独立型イヤホン界隈でもトップクラスでしょう。

ただ、欠点がゼロかというと、そうでもないのが事実。ふと耳にかかった髪を上げたときに、イヤホンのタッチ操作で一時停止になったり、かと思えば曲送りのために2度タッチしたら一度しか判定されなかったり、髪を巻き込んでタッチが上手くいかなかったり。要は、タッチ操作がわりとシビア! イヤホンをぐっと耳に押し込むときもタッチ判定されるときがあったしりて、すべて慣れの範疇ではあるんですけど、気にかけないといけないっていうのはやっぱりストレスになっちゃいますね。髪がかからない人であればだいぶ軽減されると思います。

180116_b_and_o_beoplay_e8_review_8
Photo: ギズモード・ジャパン

総じて言うと、ワイヤレスイヤホンとして十分な性能を備えつつ、3万円のうち残った部分をプロダクトデザインに全振りしたイヤホンというところ。ノイズキャンセリングやバッテリーに関してはまだ余地があると思わなくもないですけど、僕はノイキャンなくても良い派ですし、バッテリーも10時間以上使えればまぁ大丈夫かなと。シンプルかつハイエンドなポテンシャルを、ゴチャゴチャしないモダンなデザインに落とし込んだという感じです。

今回使ってみて、価格に見合った感動を機能ではなくプロダクトとしての良さに感じたので、そこに軸足を置いていない人にとってBeoplay E8は割高に見えると思います。でも左右独立型イヤホンって、再生機としてだけでなく、アクセサリーや自由な試聴スタイルといった音質一辺倒とは違う要素が求められるジャンルだとも思うんです。携帯性がアップするということは装身具としても機能してくるワケで、そうなるとプロダクトの完成度はスルーできない要素じゃないですか?

だからこそ、本革のケースにイヤホンを入れて毎日持ち歩くというのは、なかなかにニヤニヤできるものです。上質な左右独立型イヤホンを検討しているという人にとって、「Beoplay E8」は単なる再生機以上の価値を見出せると思います。

「B&O Play Beoplay E8」を抽選で1名様にプレゼント!

今回レビューした完全独立型イヤホン「B&O Play Beoplay E8」を抽選で1名様にプレゼントいたします。以下の応募フォームから、アンケートに答えてご応募ください。

応募期間は2018年1月29日(月)23時59分まで。なお、賞品は記事作成のために編集部が使用したものとなります。新品ではありませんのでご注意ください。

【応募フォームはこちら】


B&O Play Beoplay E8|プレゼント応募要項

株式会社メディアジーン(以下、「弊社」といいます。)が提供する「B&O Play Beoplay E8|プレゼント応募」(以下、「本応募」といいます。)にお申込みの方(以下、「応募者」といいます。)は、事前に以下をよくお読みいただき、同意いただくこととします。ご応募された場合には、すべてに同意したものとみなします。

【応募対象者】

日本国内にお住いで、有効なメールアドレスをお持ちの方
※インフォバーングループ各社社員、および関係者は応募できません。
※メールアドレスの入力をお間違えになられますと、抽選の資格が失効しますのでご注意ください。

【応募期間】

2018年1月29日(月)23時59分まで
本応募はやむをえない事情により、プレゼントの内容を含め予告なく変更・中断・中止・終了することがありますので、あらかじめご了承ください。この変更・中断・中止・終了により生じた損害等について、弊社は一切責任を負いかねます。

【注意事項】

・賞品は記事作成のために編集部が使用したものとなります。新品ではありませんのでご注意ください。
・当選の発表は当選者の方にのみ、登録いただいたメールアドレスにご案内とさせていただきます。
・当選者の方は、プレゼント発送に必要なお届け先情報(1.お名前 2. ご住所 3.お電話番号)を別途お伺いします。通知メール内に記載される期限までにご回答ください。期限内にご回答がない場合当選は無効となります。
・住所不備などの理由により賞品の配達ができない場合などは、当選が無効になる場合があります。
・ご当選の権利は応募者ご本人様のみ有効となり、譲渡、換金はできません。
・当選のご案内は、2018年2月上旬頃を予定しております。
・賞品の発送先は日本国内に限らせていただきます。
・応募に年齢制限はございません(※ 未成年の方は保護者の同意が必要です)。
・抽選の経過や結果などに関するお問い合わせには一切お応えできません。
・本応募で入力いただいた個人情報は、弊社運営メディアの無料仮会員への登録をさせていただく場合がございます。
・インターネット通信料・接続料及び応募に際して必要となる全ての費用は応募者の負担となります。
・ネットワークの混雑や障害などにより応募ページに接続しにくい場合がありますので、安定した通信環境でのご参加をお勧めいたします。参加プロセス途中での通信不具合/セッション切れ、情報漏えいなどについては、弊社は一切責任を負いかねます。
・応募者は、暴力団員等の反社会的勢力に該当しないことを確約するものとします。

【個人情報の取り扱いについて】

本応募でお預かりした個人情報は、弊社「プライバシーポリシー」( https://www.mediagene.co.jp/info/privacy)に則り取扱いいたします。抽選以外に、以下の目的に利用させていただきます。法令により認められた場合を除き、あらかじめお客様本人のご同意をいただくことなく、本応募において以下目的以外で利用することはありません。
(1)当選された方への賞品発送
(2)本応募に関する対応
(3)弊社および弊社運営メディアに関するメールによるご案内


Photo: ギズモード・ジャパン
Source: B&O PLAY | KANJITSU DENKI CO.,LTD.

ヤマダユウス型

あわせて読みたい

powered by