“100%オーガニックな新商品”をご案内。
リチャード・モーガン原作の小説で、フィリップ・K・ディック賞を受賞した『オルタード・カーボン』。2月2日より、Netflixにて全10話のオリジナル・ドラマ・シリーズとして配信されます。
それに伴い、作中に登場する架空の企業「Psychasec(サイカセック社)」がラスベガスで開催された「CES 2018」に出展。しかし、ブースに展示されているのは、なんと…人体…。

カプセルに入った人体はインパクト大。
『オルタード・カーボン』の世界では、人々は心をデジタルコピーし、身体(スリーヴ)を交換することで永遠に生き長らえています。つまり、「サイカセック社が新商品のスリーブを展示する」という体のプロモーションなわけです。

動画でも説明されていますが、人間の心や経験した記憶をコーティカル・スタックと呼ばれるチップにデジタル・コピーして、お好みのスリーヴにインストールができるという作品設定です。データは「DHF(デジタル・ヒューマン・フレーム)」というファイルに保存されるとのこと。
コーティカル・スタックについては、以下の動画でもうちょっと詳しい説明が行なわれています。
そして最後は、袋に詰められた人体とご対面。

これは…主人公のタケシ・コヴァッチ?
ブースの外には、「サイカセックをボイコットしよう」や「不死は不道徳だ」といった反対派の張り紙が…。このドラマの不穏な世界観を表していますね。
ということでこのブースでは、Netflixドラマ『オルタード・カーボン』世界で暗躍するサイカセック社のことが理解できるようになっていました。CESでは強烈なインパクトを残すブースのひとつとなったようですね。