お求めやすければ、それもあり?
今年の新型iPhoneでは3モデルの登場が噂されていますが、今回はそのうちの6.1インチの液晶ディスプレイ搭載モデルについてです。海外アナリストの報告によると、こちらは背面にシングルカメラを搭載しアルミフレームを採用する廉価な製品として、登場するかもしれないようです。
MacRumorsによれば、KGI証券アナリストのミンチー・クオ氏がこの6.1インチモデルは上記の変更にくわえ、感圧ディスプレイの3D Touchにも対応しないと予想しています。また「iPhone X」のような積層ロジックボードやL字型のバッテリーも採用しないなど、かなりシンプルな作りとなるとのこと。これらの変更により、6.1インチの新型iPhoneはアメリカで700〜800ドル(約7万7000円〜8万8000円)と廉価に販売されるそうです。
実は以前にも、6.1インチの新型iPhoneは複数色の金属製筐体を採用し、廉価に販売されることが示唆されていました。さらに、液晶ディスプレイは日本のジャパンディスプレイが提供するという報道もありましたね。iPhone Xは日本価格で11万円を超えるなどかなり高価でしたが、7〜8万円前後の新モデルが登場すれば、学生さんにもありがたいのではないのでしょうか?
なお、それ以外の新型iPhoneとしては6.5インチと5.8インチの有機ELディスプレイ搭載モデルの登場が噂されています。これらはどちらもハイエンドバージョンとして、ステンレスフレームやガラス製筐体を採用し、お値段ももう少し上のレンジで投入されることでしょう。
今回の報告では、6.1インチモデルは新型iPhoneの出荷量のうちの約50%を占めるだろうとされています。意外や意外、液晶ディスプレイ搭載モデルが売れ筋になるのかな?
Image: Attila Fodemesi / Shutterstock.com
Source: MacRumors
(塚本直樹)