デザインは据え置きだけど...。
本日2018年1月25日、パナソニックが新型ノートPC「レッツノートSV」を発表、レッツノートシリーズのハイエンドモデルです。さっそくハンズオンしてきました。
手に持った印象は、「ひたすら軽い」。12.1型ディスプレイで重量は999g、1gではありますが1kgを切ってます。

レッツノートSVは厚みがあるので、実際の重量以上に軽く感じますね。
1kg以下のノートPCは珍しくありませんが…よく見るとのこの重量はなかなかクレイジー。

なぜって…レッツノートSVは光学ドライブ搭載なんですよ! 軽量ノートPCというジャンルではどんどん切り捨てられていったものを積んでの1kg切り。

レッツノートSVの光学ドライブは、パーツが肉抜きされており、その重量は約80g。とにかく徹底して軽量化したうえで載せる。手は抜かずに1g単位で削る。そして、第8世代インテルCoreプロセッサー搭載の光学ドライブ搭載ノートPCとしては世界最軽量を達成する。なんだこの、軽量化と光学ドライブにかける変態的なまでの情熱は(褒め言葉)。この世界一に意味があるのかと言えば、クアッドコアのパワフルなCPUを搭載しつつも超軽量ということなので、大いに価値あることかと思います。
ただ、今のご時世に光学ドライブがノートPCに必要なのかはかなり疑問です。大容量データのダウンロードもすぐに完了する時代ですし、個人的には、光学ドライブを使う一番の理由だった映画視聴もNetflixなどの動画配信サービスに移行してしまいました。ぼくの場合、光学メディアを利用することはほぼなくなりました。レッツノートSVにも、光学ドライブなしモデル(重量約920g)が用意されており、今後のモデルではどうなっていくのか、気になるところです。

デザイン的にはポート類が多数(Thuderbolt3ポート×1、USB-Aポート×3、HDMI端子×1)で、ちょっとごちゃごちゃしてる印象でした。ただ、ポート類は足りないとアダプターが必要になるので、網羅的に搭載してあるのは便利ではありますね。レッツノートは今売れているそうで、軽量ビジネスノートPCとして使うなら、デザインやら新機能よりもとにかく機能を持って軽いほうがいいってことなのかもしれません。
Photo: かみやまたくみ
Source: パナソニック
(かみやまたくみ)