はやいね。
2018年1月16日(現地時間だと1月15日)の今日は、MacBook Airが発表されてからちょうど10年の日なんですって。朝起きて、今日もうだうだMac Rumorsを読んでいたら、そんなニュースを見つけてびっくり。早いですね、10年ってのは。
Airのお披露目といえば、A4くらいの紙封筒からMacBook Airを取り出して見せるキーノートです。ジョブズらしい天才的なアイデアでした。今日、記念にもういちど見てみようと思います(封筒のシーンは3:25ごろから)。
MacBook Airの功績って結構はかりしれないと思うんです。この時代といえばテック業界は「モバイル期」、なんでもかんでも持ち運びたい時代でした。そんなときに登場したAirは、ライバルメーカーにとってウルトラブック開発の“基準”になりました。フルサイズのキーボードと大きなトラックパッドにこだわり、モバイルガジェットで感じがちだった入力系のストレスを克服したAirはやっぱり当時からスゴかった。今でもベースの形は変わってないってことが証明してますね。
あと世の中的には、Mac自体の認知拡大にもかなり影響したと思うんですよ。それを象徴しているのが「スタバでドヤ」。クリエイトなどの目的でMacが選ばれていたAir以前から、オシャレ、という理由でMacが選ばれるようになったきっかけですよね。
僕としては、AirといえばやっぱテレビCMです。覚えている方、すごく多いんじゃないでしょうか? 僕はこの00年代後半のAppleの雰囲気が好きなんですよね(誰かわかって!)。このCMとか、iLifeのパッケージとか見ると当時の雰囲気がフラッシュバックして懐かしい気分になります。
でもいまMacBook Air見ると、このベゼルも太いなぁ。2016年には11インチモデルがなくなってしまいましたし、とうとうMacBook Airは12インチのMacBookに切り替えられるのかなぁ。なぜか10周年を迎えてAirのことを思い返してると、ノスタルジーと共に少し寂しくもなってきますね。ここらへんで止めておこうと思います。
10周年おめでとう。
Image: David Paul Morris/Getty Images News/ゲッティ イメージズ
Source: Mac Rumors
(山本勇磨)