やはり何かしらのクリーチャーものになるか?
最近Netflix(ネットフリックス)の快進撃はとどまることをしりません。ウィル・スミス主演映画『ブライト』には約90億円の予算を投じ、続編の計画も浮上するなど潤沢な資金があるようです。
さらにはNetflixが『猿の惑星: 新世紀』や『猿の惑星: 聖戦記』などを手がけたマット・リーヴス監督、および彼の制作会社6th & Idahoとプロダクション契約を締結したとの情報が入りました。
現在はワーナーのため、新作『バットマン』の制作を始めている監督。おそらくその次に手掛ける作品はNetflixで観られるようになるのではないでしょうか?
『ブライト』のデヴィッド・エアー監督は続編を制作し、近い将来マーティン・スコセッシ監督作品もNetflixに登場予定なんだとか。そして今回のマット・リーヴス監督の囲い込み…まさに破竹の勢いですね。
以前『バットマン』シリーズのメガホンを取ったクリストファー・ノーラン監督と彼の会社SyncopyはWarner Bros.(ワーナーブラザーズ)と契約し、リーヴス監督の友人J・J・エイブラムス監督と彼のBad Robot社はParamount Pictures(パラマウント・ピクチャーズ)と契約しています。
もしもリーヴス版『バットマン』が大当たりしたら、彼を青田買いしたNetflixは知名度という抜群の付加価値のついた監督作品を提供できるようになりますね。
監督はこうコメントしています。
Netflixは物語作家がどのように視聴者へ作品を届けるかという点で、新時代の最先端にいますね。登場人物を中心に置いたジャンルのスリリングなシリーズを作ること、そして新たな制作現場の指導、育成にとても興奮しています
監督は現在51歳ですが、ハリウッドで超大物になる監督のひとりとして見られているようです。ツバをつけたNetflixもまた、さらなる成長を遂げるのかもしれません。
すでに監督はNetflixに向けての作品の構想を練っているというのも興味深いところ。『猿の惑星』や『クローバーフィールド』の両シリーズを踏まえると、SFになるんじゃないかなと思います。どんな作品か判明するのはまだ当分先でしょうが、期待したいですね。
Image: Alberto E. Rodriguez/Getty Images News/ゲッティ イメージズ
Source: Deadline
Germain Lussier - Gizmodo io9[原文]
(岡本玄介)