むしろ優れてる部分まであり。
DJIはニューヨークで開催されたイベントにて、以前より噂されていた新型折りたたみドローン「Mavic Air」を正式発表しました! 日本ストアでの価格は本体のみで10万4000円、2つのフライトバッテリーやトラベルバッグが追加された「Fly More コンボ」が12万9000円で、発送開始日は2018年1月28日となっています。

DJIはすでに折りたたみドローン「Mavic Pro」を販売していますが、Mavic Airはその小型・軽量版。アームを折りたたんだときの大きさは、Mavic Proと比べて相当コンパクトになりました。
折りたたみ時サイズ
Mavic Pro→Mavic Air
奥行き:198mm→168mm
幅: 83mm→83mm
高さ:83mm→49mm
重量:734g→430g

ただし本体サイズが小型でも、飛行性能と撮影性能は決して妥協されていません。1バッテリーの最大飛行時間は21分間と、Mavic Proの27分にせまるスペックを達成しています。
また本体には3軸ジンバル経由で、Mavic Proと同じ性能のカメラを搭載しています。1/2.3インチ・1200万画素で、焦点距離24mm(35mm判換算)のf/2.8レンズ。そして4K解像度/30fps動画の撮影が可能で、動画の最大ビットレートは100Mbpsと、60MbpsのMavic Proから進化しています。
ほかにも、3200万画素分の360度写真を撮影する新機能「スフィアパノラマ」や、1080p/120fpsのスローモーション撮影にも対応しています。

また、これまでSparkに搭載されていた手の動きでドローンを操縦する「スマートキャプチャー」もAirでは使えるようになり、Proよりもカジュアルな仕様になっています。とはいえ本体だけの購入でも、機体を遠距離まで飛ばせられる送信機がついてくるので、本格的な空撮が楽しめるのも頼もしいところ。さらに、FPV(ファースト・パーソン・ビュー)が楽しめる「DJI Goggles」にも対応しています。
このようにMavic Proと肩を並べるスペックを実現しながら、さらなる小型化を実現したMavic Air。お値段は10万円を超えてしまいましたが、今年の最注目ドローンとなることは間違いないでしょう!