アダプタも製造停止でKinectが本格的にご臨終

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  • author 塚本 紺
アダプタも製造停止でKinectが本格的にご臨終
Image: Microsoft

後続モデルにつなげることも無理になりました。

XboxのKinect、覚えてますか。とにかく感謝されない一生を送ってきたXbox Oneの付属品ですが、昨年10月の製造停止に加えて、先日KinectのUSBアダプターの製造停止も発表され、本格的にご臨終となったようです。

XBox Oneのローンチ時には、PS4よりも100ドル高価な理由として付属のKinectが責められたものでした。モーションセンサー機能とビルトインマイクを備え、時代のほんの少し先を進んでいたはずなのに、登場と同時に嫌われるというレアな荒業を披露してくれたKinectです。焦ったMicrosoftはすぐに「Kinectが付いていないXboxを少し安く出す」という決断をしたわけですが、今考えてみるとあれが終わりの始まりだったわけですね。始まった瞬間に終わりが始まっていたわけですよ。

Microsoftの広報担当者がPlygonに語ったところによると、「慎重に検討した結果、Xbox Kinect アダプターの製造を停止することを決定しました。これはより新しい、ファンが要求するゲーム用アクセサリーをXbox OneとWindows 10向けにローンチすることにフォーカスするためです」とのこと。

Xbox One SもXbox One XもKinectを接続するための専用ポートが付いていないことを考えると、Kinectファンにとってはこれは死活問題です。もともとXbox One Sがローンチされたとき、Microsoftはアダプターを無料で配布していたのですが、2017年半ばになりアダプターを40ドルへと値上げしました。このアダプターなしにはPCや後続のXboxにKinectを接続できません。つまり『Fantasia: Music Evolved』や『Dance Central Spotlight』といったゲームはプレイすることができず、Xbox Oneの音声コントロールを楽にすることもできないわけです。

Microsoftのオンラインストアでアダプターが手に入らなくなると、KinectファンはeBayやAmazonといった別のオンラインプラットフォームで購入するしかなくなります。こういったプラットフォームでは現在、Kinectアダプターの価格は150ドルから300ドル。すでにかなり値段が上がっているようです。AliExpressのように、まだ50ドル台での出品が見られる場所もありますが、時間が経つにつれて値段が上がることは必至。

いずれにしても、モーションセンサーという技術をいち早く取り入れたKinectという一つの(短い)時代が終わったようです。

Image: Microsoft
Source: Polygon

Sam Rutherford - Gizmodo US[原文
(塚本 紺)

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