始まりがあれば、終わりもある。
Microsoft(マイクロソフト)は2018年1月9日(現地時間)、「Windows 8.1のメインストリームサポートを終了した」と発表しました。ただし延長サポートにより、2023年1月10日までは自動修正プログラムや更新プログラム提供が続けられます。
Windows 8.1はWindows 8のアップグレードバージョンとして、2013年10月にリリースされました。その特徴はやはり、Windows 8に続き上画像にもあるタイル状の「Modern UI」を採用したことでしょうか。タブレット端末での使い勝手の向上を目指したModern UIですが、Windows 8.1は最後まで従来UIとの融合がうまくいかなかったイメージがありますね。
しかしその試みは決して無駄だったわけではなく、次期バージョンの「Windows 10」ではデスクトップがユーザーインターフェイスの中心となり、スタートメニューにタイル状のUIが組み込まれました。またフラットデザインも各所に盛り込まれており、「Windows 8や8.1は過渡期のOS」という意味があったのかもしれません。
自動修正プログラムや更新プログラムが提供されるのでまだまだ利用できるのは確かですが、そろそろWindows 10搭載PCに乗り換えてもいい頃…かもしれませんよ?
Image: Hadrian / Shutterstock.com
Source: Microsoft via übergizmo
(塚本直樹)