現実路線のスポーツカーになりそうです。
つい最近、Teslaが新ロードスターを発表したのは記憶に新しいところ。信じられないほどの爆速っぷりで、果てはSpae Xのロケットに積んで宇宙を旅してしまうというから、ただただ驚くばかりです。
これまでも「Audi AICON」や「ヴィジョン・メルセデス・マイバッハ 6 カブリオレ」、「BMW i Vision Dynamics」など、高級車メーカーが続々と電気自動車のコンセプト・モデルを発表してきましたが…あのポルシェもその波に乗ってきました。その名も「Mission E」。
動画のように、コンセプト自体は2015年に発表されており、昨年9月には、The Vergeなどにより、「デザインはパナメーラと911の中間くらになる」、「値段は10万ドル(約1100万円)以下」、「時速0~60マイル(96.5km/h)まで3.5秒以下」、「最高時速は155マイル(約250km/h)」になるといったザックリとした情報が出回っていました。
ですが、憶測ではなくちゃんとした情報が公開されました。
designboomとポルシェ公式サイトによりますと、モデルは300kW(402馬力)、400kW(356馬力)、500kW(670馬力)の3種類になるようで、2速トランスミッション搭載。時速0~100km/hまで3.5秒、200km/hだと12秒で加速し、最高速度は250km/h。
航続距離は500kmで、0%~80%までの充電には15分を要すとのこと。4人乗りで左右4枚のドアは観音開き。なのに車高は1300mmという低さなのです。Teslaロードスターと比べると遅いクルマですが、実際はTeslaが速過ぎるのでポルシェは現実路線という気がします。
興味深いので、実車をデザインから製造まで行なう様子もどうぞ。
リリースは2019年を目指しているとのこと。公道で見かける日を楽しみにしておきましょう。
Image: Porsche
Source: YouTube (1, 2, 3), The Verge, designboom, Porsche (1, 2)
(岡本玄介)