テレビは箱という考えは古い。テレビは壁である。
ラスベガスで9日から開催のCES2018にて、サムスンが発表した新型テレビはまるで壁です。壁みたいなテレビ、テレビみたいな壁。壁一面がテレビ!
その名も「The Wall」。壁。
注目したいのは、146インチという大きさや、次世代スクリーンと言われるマイクロLEDだけではありません。壁っぽく見えるのは、ベゼルレスなデザインにあり。キャンバスの絵画を壁にかけるように、これならどこに設置しても背景(壁)にすっとなじみます。

さらにサムスンがアピールしたいのは、自称世界初のモジュールTVという機能性の高さ。ただし、ここで意味するモジュールは、モジュールという言葉で最初に連想するように、テレビの部品やスクリーンを物理的に組み替えられるというわけではありません。テレビ画面に映すコンテンツの大きさや位置を、まるでモジュールのように好きにプログラミングできるということ。
たとえば、横に細長い画を表示する場合、上下の余白部分を真っ黒にする、画像の真ん中に映像をだすなど、画面表示の仕方が組み替え自由ということ。
画質など詳細はまだ発表されてはいないものの、CES会場にいる米Gizmodo編集部いわく、テレビを見た瞬間は息を飲むような美しさだったとのこと。
繰り返します。テレビは箱ではない。壁の時代です。
そうこ - Gizmodo US[原文]