「おぉ、こういうことか!」ってなりました。
分厚くて、ちっちゃくて、ずんぐり重たくて... ブラウン管テレビとともに育ってきた大人のみなさん。改めてその姿を見ると、なんだかずいぶん遠い昔に使っていたアンティークのような貴重っぷりを感じてきませんか。
でもじつは、この古き良き時代のガジェットには優れた工学技術が詰まっているんです。そんな懐かしきブラウン管テレビの世界を、今だからこそできる方法で詳しく紹介してくれたのはスローモーション映像で有名なユーチューバー、The Slow Mo Guys。
特に注目すべきは、画面の上から下へと何度も何度も流れる走査線です。スーパーマリオの映像を例に、38万フレーム/秒のカメラを通して見るとどのように映像を映しているのか、再発見させてくれます。
走査線は一秒間に何百本も走るのですが、もっと速度を落とすと上から下へ流れているだけでなく、左から右へ...まるでインクジェットプリンターのように画像になっていくのがわかります。
動画のつづきでは、薄型の4Kテレビがスローモーションでどう見えるのかも紹介されています。さらに、カメラを近づけると裸眼と比べてどう違って見えるのか、スクリーン上の色の見え方についてもかなり詳しく検証されています。動画の後半はどんどん光がチカチカしてくるのでその辺はご注意をば。
Image: The Slow Mo Guys/YouTube
Source: The Slow Mo Guys/YouTube
Andrew Liszewski - Gizmodo SPLOID[原文]
(Rina Fukazu)