この機能、あったら本当に使う?
みなさん、Google(グーグル)が提供しているメッセージアプリ「Allo」をご存知でしょうか? 電話やビデオ通話機能はついておらず、基本的にはメッセージに特化したアプリです(別アプリ「Duo」を使えばビデオ通話も可能)。シンプルなデザイン、独自のステッカー(スタンプ)、テキストサイズの調整、何より「@google」と打ち込めば、いつでもGoogleアシスタントをAlloに呼び出せることが最大の売りで、ただひたすらGoogleアシスタントと会話しあうなんていう一人プレイも可能。
The Vergeによると、このAlloのもう一つの売りである「スマートリプライ」機能が、AndroidのSMSアプリ「Messages」でも利用できるようになったみたいなんです。スマートリプライとは、人工知能が会話内容を読み取ってこれだなと思う回答候補を、いくつかユーザーに提示してくれるというもの。ボタン形式で提示された候補の中から、フィーリングが合ったものをタップするだけで返信ができるのです。
急いでいるけどせめて「了解」とだけ返信したいときってありますよね? そんなときに助かる機能です(理論上は)。ただ、残念ながらこの機能が使えるようになるのは、今のところGoogleのMVNOサービス(アメリカ在住者限定)のProject Fiを利用しているユーザーのスマホのみなんだそう...。
Messaging on the go? Smart Reply for Android Messages lets you text with a tap, rolling out starting today on Project Fi. pic.twitter.com/FRYO4hu9Ah
— Project Fi (@projectfi) January 24, 2018
そもそも、Alloを今使っている人がどれくらいいるんだろう...って感じなんで、この機能の存在を知っている人もどれくらいいるのか定かではありませんが、どうせならみんな使えるようにしてほしかったなぁ。
まぁでも、日本でSMSアプリを使っているユーザーがどれくらいいるんだろうというのもあるんですけどね。
編集部:スマートリプライはGmailにも導入されていて、元は「Inbox」という別のGoogle製アプリの機能でした。今回もこのパターンだとすれば、いずれ「メッセージ」にもProject Fi関係なく、スマートリプライが導入されると期待できます。
Image: Project Fi/Twitter
Source: The Verge, Project Fi/Twitter, iTunes
(Doga)