Spotify、ピンチなの。大手音楽ライセンス社から1800億円の損害賠償を求める訴訟を起こされる
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Spotify、ピンチなの。大手音楽ライセンス社から1800億円の損害賠償を求める訴訟を起こされる

Spotify、払えるの…?

アメリカの大手音楽ストリーミングサービスであるSpotify、年始をめでたい気持ちで迎えて…とは行かなかったようです。「(楽曲が)利用された時間のうち約21%において、Spotifyはソングライターに対する楽曲利用料を出版社に支払わなかった」と巨額の著作権訴訟を提出されたのです。訴訟を起こしたWixen Music Publishingが請求している金額はなんと16億ドル。約1800億円になります。Wixenが音楽ライセンス企業として契約を結んでいるアーティストにはTom Petty、Rage Against the Machine、Missy Elliott、Neil Young、Weezer、そしてThe Beach Boysと大御所ばかりが名を連ねています。

Spotifyがサービス上で楽曲を配信・再生するのに必要な「メカニカル・ライセンス」を取得していなかった、と訴状は指摘しています。損害賠償としての16億ドルは適切なライセンス無しで利用された楽曲1つにつき15万ドルの楽曲数分の合計とのことです。これに加えて弁護士費用、その他経費、そして違反行為の差し止めを求めています。

もちろん、Spotifyが訴えられるのはこれが初めてではありません。これまでも著作権侵害で多くの訴訟を受けてきています。そもそもサービス開始時の音楽データは海賊版だった、という指摘もされています。

昨年5月には米国の著作権所有者たちによる、類似の訴訟に対し、4340万ドルを支払うことを決めています。今年中の株式公開を報じられている中、Spotifyにとってはかなり痛手の大型訴訟となっています。これが株式公開に影響を与えると考えるかどうか米Gizmodoはコメントを求めましたが、コメントは拒否されました。Spotifyの直近の企業価値は190億ドルとなっています。


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Source: Wixen via The Hollywood Reporter, Wixen Music Publishing, Inc.
Reference: Billboard, Reuters

Melanie Ehrenkranz - Gizmodo US[原文
(塚本 紺)

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