これでPOシリーズも合計9台に。
ガジェットとしても人気なTeenage Engineeringの電卓サイズのシンセ「Pocket Operator」シリーズに、「PO-33 K.O.!」と「PO-35 speak」が新加入しました。この2台は昨年登場した「PO-32 tonic」の流れを汲み、それぞれの金、銀、カッパーなカラーリングからメタル・シリーズと呼称してるみたいです。
そして、この2台には共通する特徴がありまして。2台とも待望の内蔵マイクを備えており、サンプリングが可能なのです! こんなちっちゃくて録音も再生もできるとか、もう日常がフィールドレコーディングになりる〜。

PO-33 K.O.!は、ドラム用スロットを搭載した使いやすげなサンプラー。マイクの他にライン入力にも対応しており、良質なサンプルもゲットできます。POシリーズではおなじみの16種類のエフェクトもバッチリ搭載。

一方PO-35 speakは、8つのボイスキャラクターをもつボイスシンセとして遊べます。サンプルメモリーは120秒、トランスポーズやスケール変更も可能。エフェクトは8種類に絞られましたが、その場で録ってすぐ遊べるゴキゲンな使い方は妄想が広がりんぐです。
2台とも、サンプリング→再生までが爆速なのがほーんと素晴らしいですな。PO-33は音質や演奏幅的に純サンプラーとして使えるけど、普段からPO-35でいろんな音をいじってみたい欲もある。まぁ全部買ってシンクさせちゃえばいーんですけどね! それができるのがPOシリーズの魅力。
PO-33とPO-35は、ともに公式サイトにて予約受付中。価格はシリーズ据え置きの89ドル(約9,700円)。とりあえず、常備サンプラー兼声遊びおもちゃとしてPO-35はゲットしとこうかな。
Image: Teenage Engineering
Source: Teenage Engineering, YouTube(1, 2)
(ヤマダユウス型)