ニーズも高まるカメラセキュリティ(物理)。
2018年に登場予定のLenovo ThinkPadの新シリーズ。CES 2018を前にして、Lenovo公式ブログにてちょこっとだけ紹介されていました。
T/X/Lシリーズ、それぞれ利用シーンに合わせた設計コンセプトが取られていますが、共通としては、第8世代のIntel CPUの採用や、USB Type-Cによる充電機構の採用、Windows Helloによる顔認証もサポートされます。
そして新たなカメラセキュリティが採用されるという記載もありました。その名は…「ThinkShutter」。

「ThinkShutter」
要するにカメラ部のカバー。スライドしてカメラを塞げるよシステムです。
あまりにもシンプルな解決策で思わずズコーっとなっちゃいましたけど、よくよく考えたら、こうした機構が追加されたのもウェブカメラの遠隔ハックやカメラの消し忘れによる情報漏えい、プライバシー侵害といったセキュリティ問題が叫ばれている時勢の所為でしょう。ビジネスシーンでの利用が想定されるThinkPadならではの気配りだと思います。
ちなみに遡ること2年。FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグは同様の課題に対し、シンプルな発想により解決策を導き出しています。

テープをペタリ。
僕もどっちかといえばマーク式の方がギークでいいね!と思ってますけど、こうした地味なパーツ・対策にもちゃんと名前を付けて、それらしく言うところもまたThinkPadの良いところだと思います。