ついに窓掃除まで自動化へ。磁石でくっつく家庭用窓掃除ロボット発表

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ついに窓掃除まで自動化へ。磁石でくっつく家庭用窓掃除ロボット発表
Photo: 小暮ひさのり

窓掃除、どのくらいしてます?

セールス・オンデマンドの調査によると、月に1回以上しているという人は25.1%いるそうで、意外と綺麗な窓を維持したいというニーズは多いようですね。

こうした窓ピカ大好き!ニーズを満たしてくれるかもしれないお掃除ロボットが、家庭用窓掃除ロボット「ウインドウメイト RTシリーズ」です。

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Image: 小暮ひさのり

本体には永久磁石が備わっていて、窓を挟むことで窓にくっつきます。

スタートボタンを押すと、磁力センサーや摩擦度によって登る方向を感知。一度窓の上まで登頂したら、窓枠に合わせたジグザグ走行で底部のマイクロファイバーパッドで汚れを落としていきます。窓の形を知るために、バンパーセンサーや超音波センサー、加速度センサーなどの各種センサーも活用されていますよ。

電源はバッテリー式なので、コード不要なのはお手軽ですね〜。連続稼働時間も最大約90分と長めで、電源が切れても磁石はくっついたまま。落ちる心配はありません。まぁ、高いところで止まっちゃったら困りますけど、一般的な家庭それはレアなケースでしょう。

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Image: セールス・オンデマンド

注意したいのがガラスの厚み。

5mm〜28mmの窓ガラスに対応していますけど、ガラスの厚さに合わせた4種類の機種があります。購入前には窓の厚さを測るための専用メジャーが無料で入手できるので、そちらで計測しましょう。利用可能な厚さの異なる窓に取り付けた場合は動作しないようなのでご注意を!

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Photo: 小暮ひさのり

磁石は強力で、剥がすのにはそこそこパワーが必要。また、一般家庭の窓だと一度の取りつけでの掃除範囲がどうしても狭くなるので、準備時間やエネルギーを考えると、自分が窓を拭くのとどちらが大変?っていわれると、なかなかに難しい問題ですね〜。

でも、床掃除ロボットが登場したことで、僕たちは掃除中にほかのことをやるのも当たり前になりました。そして、床にモノを置かなくなり、段差の少ないレイアウトを目指すようにもなりました。

ひょっとしたらこうした窓掃除ロボットの登場によって、僕らの窓への向き合い方や窓そのもののスタイルも…変わっていくのかもしれませんね。この「ウインドウメイト RTシリーズ」は2月22日(木)発売で、価格は6万4800円からとなっています。

なお、25.1%に含まれていない僕はというと、2つ大きな確信を得ました。ひとつは窓が綺麗だと気持ちがいいこと。もうひとつは窓が常に綺麗なら、年末にくっそ寒い思いをしながら窓掃除しなくてもよくなるということです。

後者、ホントに魅力的です…。


Image: 小暮ひさのり, セールス・オンデマンド
Source: セールス・オンデマンド

(小暮ひさのり)