Xperia XA2/XA2 Ultraハンズオン! ソニーが再びカムバック?

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  • author Doga
Xperia XA2/XA2 Ultraハンズオン! ソニーが再びカムバック?
Image: Sam Rutherford/Gizmodo

ソニーが動く!?

日本でも人気の高いソニーのXperiaブランド。最近はデザイン面に目立った変化も見られず、「残念」という声も少し多くなっていました。しかし、先日CES 2018にて発表されたミドルレンジの「Xperia XA2/XA2 Ultra」は、ようやくこの先ソニーの進もうとしている方向性が見られる、希望に満ち溢れたモデルとなっているようです。米ギズモード記者のSam Rutherfordさんが、この点を具体的に説明してくれています。


かつて、ソニーのXperiaはスマホの中でもっともスリムで、ファッション性の高いモデルのうちの1つ、といわれていた時期がありました(2013年頃)。それはXperiaがスタイリッシュでミニマルなデザインと、耐水性能のようなその後トレンドになる機能をどこよりも早く備えていたおかげです。しかし、どこかのタイミングでSONYは失速しまいました。好意的なスペックを搭載しているにも関わらず、致命的な失策を打開する能力を持ちえていなかったために、Xperiaの人気を落としてしまったのです。

しかし、CES 2018において、どうやらソニーは新モデル「Xperia XA2」と「Xperia XA2 Ultra」でようやく返り咲くことになるかもしれません。ミドルレンジ級にも関わらず、ソニーがこの5.2インチと6インチのスマホにほどこした変更点は、今後Xperiaがどうやって進化を遂げようとしているのかを表しているからです。

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo

まず最初の点は、それら2つのモデルが指紋認証センサーを搭載しているということでしょう。なぜかはわかりませんが、指紋認証センサーは最近のアメリカ発売モデルには搭載されてこなかったのです。ソニーはそのセンサーを背面、それも指の届きやすいメインカメラの下に配置してくれました。メインカメラは相変わらず業界トップレベルの2300万画素です。

編集部:これまでは米国版Xperiaには指紋認証センサーが搭載されていませんでした。Appleの特許が邪魔をしているという情報も。

次は、そのバッテリーサイズに注目です。小型の方のXA2は3,300mAhのバッテリー容量で、XA2 Ultraの方は3,580mAhです。これは、前モデルよりそれぞれ43%・32%も増えたこととなりますので、かなり大きな改善といえるでしょう。Xperiaの最近のフラグシップがたったの2,700mAhしか積んでいなかったことを考えるとなおさらです。

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo
XA2もXA2 Ultraも、おなじみの専用カメラボタンは健在です。これだけはなくならないでほしい。

最後に、XA2とXA2 Ultraの両方ともかなりベゼルを削ぎ落としたディスプレイを搭載している点も特筆すべきでしょう。ほとんどのスマホメーカーがベゼルレスディスプレイを採用するようになった今では、これは大したことに思えないかもしれません。しかし、再度伝えたいのはこれはソニーが変わろうとしている姿勢だけでなく、驚くほど速やに変わることができるということも表しているということです。

上記の進化に加え、Snapdragon 630のCPU、ソニーの売りでもあるクリーンな筐体ライン、そしてXA2 Ultraに新たに加わったデュアルフロントカメラを合わせることで、急にXperiaがMoto G5S PlusやHTC U11 Lifeなどに代わりうる魅力的な選択肢に見えてきたんじゃないでしょうか?

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo

ソニーが既に次のフラグシップモデルでデザインを一新することを約束していることを考えると、余計にワクワクしてくるはずです。ソニーは素晴らしいスマートフォンを作る能力を常に持っていたのですが、最近は1つのデバイスに全ての魅力をつめ合わせることができていませんでした。しかし、XA2とXA2 Ultraは「今は違う」と体現しています。私たちはこれから完全に新しくなったソニーを目の当たりにすることになるでしょう。次にどんなことが起こるのか私も楽しみでなりません。

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo

とはいうものの、Xperiaブランドが本当の意味で再びカムバックを果たすためには、ソニーが最後に解決しなくてはいけない課題が1つ残っています。それは、Xperiaをキャリアで販売するということです。XA2とXA2 Ultraは両方ともGSMネットワークにしか対応していないので、VerizonやSprintユーザーの選択肢からはおのずと外れてしまいます。それに、プロモーションを進めるAT&TやT-Mobileのようなゲートキーパーなしでは、Xperiaがアメリカでシェアを獲得することは信じられないほど困難なものになるはずです。

価格に関してはまだ発表されていないませんが、XA2とXA2 Ultraは2月の初めあたりにリリースされることになるでしょう(300ドル〜400ドルあたりになると踏んでいます)。XA2はSnapdragon 630のCPU、3GBのRAM、32GBのストレージ、microSDカードスロットを搭載することになり、XA2 Ultraは4GBのRAMと32GB/64GBのストレージが付いてくることになります。

今後のソニーは目が離せません。


Image: Gizmodo US
Source: The Verge

Sam Rutherford - Gizmodo US[原文

(Doga)

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