Amazon Alexaが一歩進化しましたよ。
スマートスピーカーはアクションをリクエストするのが一般的。しかし、スマートスピーカー側から情報を提案するという、一歩進んだ「通知」機能がAlexaに搭載されましたよ。この機能では対応したスキルから、Alexaデバイスへとプッシュでメッセージを配信することができます。
通知が届くとAlexaデバイスは通知音とLEDでお知らせ。溜まった通知の内容をチェックできるようです。海外ではすでに搭載されていた機能ですが、日本でも利用できるようになったわけですね。2018年2月15日現在の対応スキルは「JR東日本 列車運行情報案内」「Yahoo!天気・災害」の2つ。
使い方としては…、
Alexa: <通知音>
ユーザー:通知は何?
Alexa:新しい通知が1件あります。◯◯◯ から ....
ユーザー:保存されている通知は何?
Alexa:保存済みの通知です。◯◯◯ から ....
こんな感じになるようです。
「Yahoo!天気・災害」アプリを開くと、「Alexaの通知」からスイッチをオンにすることができました。天気が崩れそうな時は、朝7時ころに通知が届くみたいですね。意外と便利かも?
ただ、現時点では通知が届くと勝手に喋りだすわけではなく、あくまでも通知を確認するというフローが必要になります。「自動で喋ったほうが楽ちんなのに!」と思う一方、「冷静に考えると勝手に喋ったら怖いな…」とも思えるので、スマスピとの距離感は難しいところですね。まぁ、まずは使ってみて良し悪しをジャッジしてみようかなと思っています。
ちなみに、夜間に通知音で起こされないように、特定の時間の通知を無効にする「おやすみモード」などもAlexaアプリから設定できますよ。安眠を邪魔されないように、こちらも設定しておくとよいでしょう。僕は8時まで寝たいです。
Photo: 小暮ひさのり
Image: Amazon Alexa
Source: Alexa Blogs
(小暮ひさのり)