Beats絡みか、それとも…?
Apple(アップル)は、純正品として有線イヤホンやワイヤレスイヤホンを販売していますが、耳をぐるっと覆う形の「オーバーイヤーヘッドホン」はまだラインナップしていません。海外では、Appleもそれを弱点に思っていたのか開発に乗りだしており、今年の第4四半期(10月〜12月)以降にも発売するのではないか?と報じられています。
MacRumorsが紹介しているKGI証券アナリストのミンチー・クオさんの報告によると、Appleはアップデート版「AirPods」と同時に自社ブランドのハイエンド・オーバーイヤーヘッドホンを開発しているとのこと。また、このヘッドホン製品は完全に新デザインを採用するようなんです。
2014年にAppleがBeats(ビーツ)を買収してから、Appleのオンラインストアや店舗では、Beatsのイヤホンやヘッドホンが全面的に押しだされるようになりました。しかし、今回報じられているのは完全新デザイン。どうもBeats製品の焼き直しではなさそうです。Appleがどのような音づくりをヘッドホン製品で目指すのか、実に気になりますね。
アップグレード版のAirPodsについては、見た目は現行製品とほぼ変わらず、ワイヤレス充電機能や刷新された「W1」チップが搭載されるそうで、発売時期は今年後半との報告も。
Bloombergは今年登場する新型AirPodsにはAIアシスタント「Siri」が、そして2019年には防水機能が搭載されるだろうと予測しています。こちらの使い勝手の向上にも注目したいところ。
AirPodsやスマートスピーカー「HomePod」など、オーディオ製品のラインナップを拡張し続けるApple。これまでのAppleのモバイルオーディオ製品は低音が足りないイメージがあったんですが、HomePodは低音モリモリでしたし、ぜひ新型ヘッドホンも低音重視であってほしいものです。