わかる…。
Apple(アップル)といえば、見た人を一目でAppleだなー!と思わせる独特のデザインがあります。プロダクトはもちろん、ウェブサイトにもストアにもそのセンスが反映されています。Apple Storeは道に面した大きなガラスが特徴。これは、去年できたばかりの本社屋Apple Parkでも採用されています(内装にも外装にも)。明るくてクリーン、スタイリッシュな一面ガラス、しかし問題もあるのです。きれいにお掃除されていればいるほど問題がね…。「ある」けど、透明で見えないから「ない」と思って、突っ込んでしまう問題。Apple Parkでは、ガラスに激突する社員がいるようです。

激突してしまうのは外装ガラス、ではなく、「Pod(ポッド)」と呼ばれるガラスで区切られた小部屋。ガラスが見えないならば見えるようにすればいいということで、注意喚起の付箋を貼る人もいたとのことですが、すべて剥がされてしまいました。会社的には、建物のデザインを損なうという理由で「ガラス注意」なんて紙を貼るのはご法度というわけ。ネタ元のBloombergがApple広報に問い合わせたところ回答なし。ガラス激突問題がどれほど深刻なのか、対応策が検討されているのかなど、詳しいところはわかりません。
現代人は、肌身離さないスマートフォンのせいでそもそも注意散漫になってますからね。ガラスに激突した社員も、iPhoneの画面ばかり見ていたのかもしれません。ただ、私個人の体験でいうと、前方に集中して歩いていたにもかかわらず、ガラス壁にぶつかったことがあります。正直、一面ガラスは都会の罠だと思います。
毎日通う場所ですし、1度ぶつかれば次はない気もしますけど。Apple Parkに勤務する社員の数は1万3000人を想定。1人1回ぶつかったとして、1万3000ゴツンか…。
Image: Apple, The Wall Street Journal via Dezeen
Source: Bloomberg
(そうこ)