『ブレードランナー2049』には、エルビス・プレスリー、マリリン・モンロー、フランク・シナトラといった伝説のセレブやパフォーマーがホログラムでカメオ出演しています。
そのホログラムをはじめとする、いくつかのVFXシーンを担当したのは、パリ、ロサンゼルス、モントリオールにスタジオを構えるVFX制作会社のBUF。その裏側映像が公開されていたので、ご覧ください。
セレブのホログラムは、背格好の似ている俳優に演技をさせ、頭部をCGですげ替えています。まぁ、この技術や方法はもうお馴染みですね。
Art of VFXには関連スタジオがリリースしたVFX裏側映像がずらりと特集されています。個人的に好きなのはUPPによるブレイクダウン映像とAtomic Fictionによるディープコンポジットの映像です。今の最新の映像技術を知るのにぴったりなので、ぜひチェックしてみてください。
話は変わりますが、このホログラムコンサートはもう映画に出てくる突拍子もないアイデアではなく、もうリアルで体験できます。少し前まではこういった映像に近未来を感じたものですが、今は親しみを覚える時代になってきたんですよね。
Video: BUF/Vimeo
Source: The Art of VFX
(中川真知子)