意外な発見がいっぱい。
ここ20年の映画って、VFXがなかったら成立しない作品が多いですよね。『ハリー・ポッター』シリーズはVFX技術がここまで発達していなかったら、おそらく1本も映画化できなかったでしょう。
なので当然、地面に亀裂が入ったり、魔法の竜巻が起こったり魔法生物が縦横無尽に飛び回る『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)もVFX頼み。
先日、そんな『ファンタビ』のVFXを担当したDouble Negative(ダブル・ネガティブ)が、制作の過程を公開しました。
魔法の世界の裏側を少しだけお楽しみください。
毎度のことながら、グリーンスクリーンを背景に「それっぽい演技」をしている俳優と、存在しないものを作りあげていくVFXスタッフには頭が下がります。
ちょっと意外だったのが、道路に亀裂が入るシーンでは、車にヒモをつけて引っ張って動きを合わせていたこと。車はCGの得意分野、なんて思っている私は考えが古いのかも。
『ファンタスティック・ビースト』シリーズは、続編である『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の公開が2018年冬に予定されています。ジョニー・デップのDVスキャンダルでキャスティングが不安視されましたが、今のところグレーなことが多いため、当初の予定通り進みそう。
公開までにまだまだ時間があるので、私はあらためて『ハリー・ポッター』シリーズから内容をおさらいしておこうと思っているところです。そういえば『ファンタスティック・ビースト』の特典映像はまだ見てなかったな。
Image: ©2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights © JKR.
Source: Vimeo, Double Negative
Andrew Liszewiski - Gizmodo io9[原文]
(中川真知子)