Magic Leap Oneの実機の映像。開発版の価格は「ハイエンドコンピューター並」とのこと

  • author 塚本直樹
Magic Leap Oneの実機の映像。開発版の価格は「ハイエンドコンピューター並」とのこと
Image: Recode/YouTube

SF感がすごい…。

いよいよ2018年に出荷される、ARヘッドセット「Magic Leap One」。そんな楽しみなヘッドセットを開発しているMagic Leap(マジックリープ)のロニー・アビヴィッツCEOと、バスケットボールリーグNBAのコミッショナーが、火曜夜にRecodeのコード・メディア・カンファレンスのQ&Aセッションに登壇しました。誰もがMagic Leap Oneの新情報や詳細を知りたかったのですが、そちらはなし。その代わり、NBAのスタープレーヤーだったシャキール・オニールが「Magic Leap One」の開発者版を装着している動画を公開しました。AR技術が実現する素晴らしい世界について説明しています。

まず、なぜNBAとMagic Leapが同じステージに立つことになったのか。これは、NBAとMagic Leapが協力して、自宅にいながらバスケットの試合をコートサイドで見ているような体験ができるアプリを開発するため、協力していくんだそうです。シャックによれば、彼の目の前のテーブルに小さなバスケットプレーヤーが登場するようなアプリをリリースするとのこと。

Video: Recode/YouTube
Magic Leap Oneの実機をつけたシャキール・オニールの映像

ただ、セッションでは、このアプリに関してもほとんど情報は明かされませんでした。アビヴィッツ氏によれば、「テレビのすべてが体験でき、さらにそれが増幅されている」とのこと。またNBAコミッショナーのシルバー氏は多くを語ろうとはしませんでしたが、2018年に登場するアプリは初期世代のテクノロジーで、数年後には大幅に進化していくだろうとしています。

上のディスカッション動画の17分頃で、アビヴィッツ氏は「本当にMagic Leapが今年発売されるのか?」と問われ、ゴクリと大きく喉を鳴らした後に頷いています。さらに初期バージョン(おそらく2018年中に販売する開発者版のこと)の価格は「ハイエンドなコンピューターと同等」になり、マスマーケットモデルは「ハイエンドスマホやタブレット以上の価格」になると言及しています。マスマーケットモデルは現実的な価格になりそうですね。

またタイムリーなことに、このセッションと同時期に、ドイツ最大の出版社であるAxel Springer(アクセル・シュプリンガー)Magic Leapに出資したことも報じられています。おそらく今回の出資によって、Axel Springerが運営する媒体でMagic Leapの情報が先行で解禁されていくと思われます。Magic Leapファンの方はぜひチェックを。

NBAというパートナー、そしてメディアという出資者を勝ち取るなど、Magic Leapはまさにいま春を迎えようとしているようですね。


Image: YouTube
Source: YouTube, Road to VR

Bryan Menegus - Gizmodo US[原文
塚本直樹

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