なんとか出てほしいぞ!
以前、Samsung(サムスン)のモバイル事業トップの発言から、開発が難航しているとされる折りたたみスマートフォン。しかしSamsungは2017年第4四半期の業績発表の場で、2018年は折りたたみ有機ELディスプレイとAIアシスタント「Bixby」が業績アップの原動力になると発表しています。
Samsungは以前より折りたたみ式のタブレット端末(あるいはスマートフォン)の開発を明言しており、2014年には上のようなコンセプト動画も作成しています。しかしその発表時期は2017年から2018年、そして2018年もどうか…という感じで、ズルズルとスケジュールが繰り下がっていたのです。
しかし今回の発表で、Samsungは依然として2018年の折りたたみ端末のリリース、あるいは最低限でも折りたたみ有機ELパネルの出荷を目指していることがわかります。少なくとも2月25日に発表される「Galaxy S9」は通常のディスプレイを搭載するでしょうが、秋に登場するであろう「Galaxy Note9」と近い時期に折りたたみスマートフォン「Galaxy X」の登場を期待してしまうのは、私だけではないでしょう。
なお折りたたみスマートフォンの開発はSamsungだけでなく、Apple(アップル)やGoogle(グーグル)、Microsoft(マイクロソフト)もLGと提携することで開発に興味を示していることが報じられています。もちろん、パネルを製造するLGが独自にスマートフォンを販売することもありうるでしょう。
いつか登場する、しかしその時期がはっきりしない折りたたみスマートフォン。2018年こそ、その誕生年になって欲しいものです。
Image: Sarunyu L / Shutterstock.com
Source: The Verge, YouTube
(塚本直樹)