モジュール式PCによる単独起動を実現(VRも遊べるよ)。液晶タブレット「Wacom Cintiq Pro 24」が発表
Photo: ギズモード・ジャパン編集部

モジュール式PCによる単独起動を実現(VRも遊べるよ)。液晶タブレット「Wacom Cintiq Pro 24」が発表

大画面is正義。

2018年2月27日(火)、ペンタブでおなじみWacomから、液晶タブレットCintiq Proシリーズの最新モデルにして最大サイズモデル、「Cintiq Pro 24」と「Cintiq Pro 24ペンモデル」が発表されました。待望の、23.6インチ級Cintiq Pro!

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Image: Wacom

ペンモデルは「Cintiq Pro 24」からタッチ機能を排し、価格を押さえたもの。これに加え、Wacom初となるPCモジュール「Cintiq Pro Engine」や、刷新されたタブレットスタンド「Ergo Stand」、そして年内発売を予定している「Cintiq Pro 32」なども発表されました。クリエイター目線をとこっとん追求したという、その発表会にお邪魔してきましたよ。

Cintiq Pro 24

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Photo: ギズモード・ジャパン編集部

Cintiq Pro 24は解像度は3,840×2,160ピクセルの4Kに対応し、カラースペースは脅威のAdobe RGBカバー率99%になりました。

Video: wacomwcl / YouTube

イラストレーター、工業デザイナー、3Dデザイナー、コンセプトデザイナーなど、多くのクリエイターにヒアリングを行なったとのことで、スクウェア・エニックスのデザイナーによるデモも公開されました。

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スタイラスとなる「Pro Pen 2」もブラッシュアップ。レイテンシーはシリーズで最小になり、筆圧レベルも8192段階まで向上。プロダクトマネジメントを統括するハートムート・ヴォーレインさんいわく、「ガラスの表面をプラスチックでなぞっているような感覚であってはならない」とのことで、まさにその通り!

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Photo: ギズモード・ジャパン編集部

その描き味はまさに圧巻の滑らかさ。遅延や視差はほとんど気にならず、どこまでも落書き欲求を高めてくれる素晴らしいクリエイターツールだと感じました。ユーザーから言われていた「画面が熱くなる」という声も反映させ、24時間使っても熱くならないよう改良したそうです。その工程が特に難しかったとか。

Cintiq Pro 24 ペンモデルは25万7040円、発売日3月29日(木)。タッチに対応したCinriq Pro 24は31万1040円、5月中に発売予定です。

Cintiq Pro Engine

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Photo: ギズモード・ジャパン編集部

Cintiq Pro Engineは、Intel Core i5HQもしくはIntel XEONと、NVIDIA Quadro P3200を搭載したモジュール型PC。右に見える薄いタブレットのようなものが本体で、左に見えるCintiq Pro 24の背面にカションと取り付けるかたちです。取り付けるとCintiq Pro Engine経由で電源を取れるため、Cintiq Pro 24全体のケーブルレス化も狙えます。

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Photo: ギズモード・ジャパン編集部

しかもこのCintiq Pro Engine、スペック的にはVR Readyを満たしているので、ミニHDMI端子やUSB Type-C端子を駆使すればVRデバイスでゲームも起動できちゃうんですって。やや強引な使い道ではありますが、それくらい3D描画に強いということで、気になるスペックは公式サイトをば。

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Photo: ギズモード・ジャパン編集部

Cintiq Pro Engineを使わずに手持ちのPCと接続する場合は、背面に専用カバーを付けて接続することができます(写真はカバーを外してケーブル接続部を見ているところ)。

PC環境がすでに整っている人ならこっちの使い方になると思いますが、Cintiq Pro Engineも今後コンパチ的に使えるようパワーアップさせていく想定らしいので、PCと液タブの境界線がさらにヤバくなっていきそうですよ。

Cintiq Pro Engineは、Core i5モデルが31万1040円、Xeonモデルが39万7440円、発売日は3月29日(木)となっています。

Cintiq Pro 32

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Photo: ギズモード・ジャパン編集部

Cintiq Pro 32の詳細な仕様は伝えられませんでしたが、サイズはこんな感じ(持っているのはiPhone X)。もう視界全部が画面です、超デカイです。ここまで大きな画面をタブレット的に操作してると、なんだかSFみすら感じますね。この32型はタッチモデルだけとのこと。発売日は2018年内となっています。

Ergo Stand

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Photo: ギズモード・ジャパン編集部

Ergo Standも従来型からパワーアップし、回転に対応しました。実際にクリエイターの作業現場を見ると、液タブを回転させている人が多かったらしいですよ。紙に描くときって紙を回したり慣れた肘の角度を探したりしますし、これは似たルックのSurface Studioと差別化できる点かなと感じました。こちらは2018年5月に発売予定です。


今回発表された製品を含むすべてのワコム製品は、3月3日(土)〜4月15日(日)に期間限定オープンされるワコムギャラリーにてタッチアンドトライすることができます。専門スタッフも常駐しているので、実践的な話を聞きたい人は尋ねてみてはいかがでしょうか。

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Photo: ギズモード・ジャパン編集部

おみやげに1月に発売されたばかりの「Bamboo Tip」をいただきました。何を描こうかな〜。


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Source: Wacom, ワコムタブレットサイト, YouTube

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