アイディアって売れるんですね。
ファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営する株式会社スタートトゥデイが発足した「スタートトゥデイ研究所」は、採寸用ボディースーツに関するアイディアを3億円で買い取ることを発表しました。
採寸用ボディースーツはすでにZOZOTOWNが「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」として、着るだけで自分の身体の寸法を計測、自分にピッタリな服を探したり、オーダーメイドできるという未来的なプロダクトを展開しています。そして、今回買い取りしたアイディアは、さらに簡単に低コストで高精度な体型計測が可能となるアイディアであるとのこと。

これは研究者3名による匿名チームによるアイディアで、スタートトゥデイ研究所が広く募集しているアイデア・特許などの買い取りプロジェクトに応募されたようですね。
内容はふせられていますけど、自社の強みを伸ばせるアイディアや人材を積極的に買い取って、さらに強化していくというシステムは将棋みたいで面白いですね! そして3億円、ひとりあたり1億円…まさにドリーム!
もちろん、その過程には地道な研究なども必要でしょうし、一攫千金!とはいきませんけどね。でも、こうしたアイディアや特許の売り込み先があるというのは可能性を感じます。ファッションのデータ化というアプローチが手軽になって、たくさんのデータが集まれば…。すこし未来の世界では、街行く人々みんながオシャレさんになっているのかもしれません。
服選びが好きという人、服選びが面倒という人。その両者が幸せになれる気がするなぁ〜。
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Source: スタートトゥデイ研究所
(小暮ひさのり)