合体は結束バンドを使いますが。
最近はニンテンドースイッチがダンボール製のキットと合体して遊べる、なんて話題がありましたよね。ですがもうちょっとハイテク(ローテク?)なガジェットとも合体することが可能なことを、ユーチューバーのMy Mate VINCEが証明してくれました。
それが、1986年に登場した携帯TVチューナーのソニー「ウォッチマン」。
これは白黒のブラウン管テレビですが、いくつかの機器を経由して繋ぐだけで、大した魔改造もなくプレイできてしまうんです。
最新ゲームもノスタルジックな趣に。
まず本来ならドック中のスイッチ本体からテレビに接続するデジタルHDMIを、アナログに変換するAVコンバーターに繋ぎ、左右音声と映像を担う赤・白・黄の3つ線に分配します。それを古いビデオデッキのインプットへ繋ぎ、裏側にあるRF信号のアウトプットに差し込んだ増幅器と高周波電波を飛ばすアンテナを接続。その電波を「ウォッチマン」が拾うことで、小さな画面が映すのです。
ここで注意すべきは、もしも増幅しすぎて広範囲のエリアまで電波を飛ばしてしまうと、海賊番組を放送しているのと同じことになり、違法行為でお縄頂戴になってしまうこと。
ゲームスクリーン的には大きさも色彩も、信号もグレードダウンしてしまったわけですが……こういう遊び心がイイですよね。もしご自宅にニンテンドースイッチと「ウォッチマン」があれば、暇つぶしに試してみるのも一興かと思われます。
Image: YouTube
Source: YouTube via GoNintendo
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(岡本玄介)