まるで色の爆発。
アーティストのJosie Lewisさんによる「Petrified Rainbow(石化した虹)」はレジン液に着色剤の雫を落とし、その沈み広がりゆく様子を捉えたシリーズ。ペトリ皿のような円形の型に落とされた着色剤が奇妙かつカラフルに進化するその刹那を封じ込めています。
Lewisさんによれば制作時にはどんな風に仕上がるか見当もつかないため、すべての作品はギャンブルなんだとか。「作っている間は何が起きているか見られません。硬化が完璧で円盤をシリコン型から引っ張り出せる12時間後にやっと完成品を見られるのです」とのこと。さらに「円形の型を使っていて、それがヘンテコな菌類が中で育つ科学用のペトリ皿みたいに見えるからペトリ皿の超新星と呼んでる」と語っています。以下、制作のチュートリアル。
彼女は自分の作品から連想するものとして「異星人の惑星と人魚の肌」を挙げていますが、米GizmodoのElderkin記者をはじめ、色合いが映画『アナイアレイション -全滅領域-』を彷彿とさせると思った人たちもいたようで。Lewisさんはそんな感想に「『アナイアレイション』の生命体は私を見ているのよ」とコメントしています。
幻想的で色とりどりのペトリ皿は彼女のInstagram で公開中。




Image: Instagram, YouTube
Source: Instagram
Beth Elderkin - Gizmodo io9[原文]
(たもり)