涙なしには語れない大接戦です。
Twitterでは、時折こういったおもしろコンテンツがぽっと出て大当たりしている風景を見かけますよね。今回紹介するのは、ディズニー/ピクサーの名作映画から自分のお気に入りを決めよう!というもの。画像を見てみると、あらかじめ作品のカードが決まった状態のトーナメント図式になっています。つまり、ある2作品からより好きなほうの作品が勝ちあがっていくシステムなんですね。
DISNEY PIXAR MOVIE MADNESS! pic.twitter.com/u73fEcTqUf
— AP (@yeeitsanthonyy) 2018年3月22日
…これ、ファンからすると、かなり熾烈な争いになる予感。私も便乗してトライしてみることにしました。トーナメントということで、双方を比べてより思い入れのあるほうをどんどん勝ちあがらせていきます。

まず、どうして一回戦で『Mr.インクレディブル』と『ウォーリー』のどちらかを蹴落さなくちゃいけないんでしょう? もちろん、今でもずっと憧れの書斎が出てくる『美女と野獣』も初戦で敗退させたくなかったですし、魅力的なカメのキャラクター、クラッシュがいい味出してる『ファインディング・ニモ』だって捨てがたいもの。『ヘラクレス』のエンディングは本当に最高なので、見たことなくても音楽を聴いてみてほしいですし、このあとの選択も終始苦戦を強いられました。考えている間、ひとりでめちゃくちゃ唸ってました。
結果、残ったベスト4はこちらの作品。

『ライオンキング』
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』
『トイストーリー』
『バグズ・ライフ』

ベスト4を決めるに当たって、大きな壁が立ちはだかっていました。準決勝を前に、『ウォーリー』と『バグズ・ライフ』をめぐって(私の頭の中で)ほぼほぼ決勝のような戦いが行なわれたんです。そもそも予選で『Mr.インクレディブル』や『カーズ』という鬼門をくぐり抜けて勝ちあがってきたこの2作品、私にとってはどちらも最高にお気に入りのピクサー作品です。
まずは『ウォーリー』。愛嬌たっぷりの旧型ロボット、ウォーリーと最新ロボであるイブとのやりとりはどこか有機的で、作品全体の優しい雰囲気もとても素晴らしいものです。
対するは、4歳の頃から幾度となく見続けてきた『バグズ・ライフ』。主人公は失敗つづきの発明家のアリ、フリック。彼のひらめきとアイデアの数々は、いまでも心をワクワクさせてくれるんですよね。普段は遊び道具だったドングリや草花が、ものすごく巨大なものとして描かれているところもすごく好きだったなあ。この対決は泣く泣く『バグズ・ライフ』選手に軍配を。
…というわけで、結果はこのような感じに。

王者はそのまま逃げ切る形で『バグズ・ライフ』。勝因はずばりノスタルジーです。懐かしい、もう一度見たい…。


こんなふうに、ひとりで悩みまくって延々考えるのも楽しいですが、ファン同士で結果を共有すればさらに白熱した議論になって盛りあがりそう。また、やはり甲乙つけがたい名作揃いのディズニー/ピクサーには恐れいりました。とりあえず帰ったら『バグズ・ライフ』みよっと。
Image: Javi Az/Shutterstock.com
Source: AP/Twitter, Gizmodo io9
(豊田圭美)