ノッチなんて時代遅れ…。
iPhone Xにおいて、ディスプレイ上部のスペースに切り欠きを確保し、フロントカメラなどを入れこむデザインが採用されたことで、一気にノッチが主流になってきたように思えます。またAndroidの生みの親として知られるAndy Rubin氏が、新たなスマートフォンを掲げて投入した「Essential Phone」においても、ディスプレイにめり込む形でフロントカメラが搭載され、究極のベゼルレススマホを実現していたのも印象的でした。
しかし、Essentialにはどうやら次なる一手が用意されているみたいですよ!

このほどtechnobuffaloによって報じられた、Rubin氏自らがTwitterでシェアしたとされるEssentialの特許画像集には、なんとフロントカメラもノッチも完全に消え去った、真のベゼルレススマホのデザインが登場。どうやら、通常はスマートフォンの前面・背面に搭載されているカメラが、スマホ内部から使うときだけスッとトップへ飛び出してくるデザインが提唱されているようですね~。
今回のフロントカメラとノッチを取り去った新デザインについて、特許資料では、このように説明されているんだとか。
モバイル機器の前面からカメラを取り除いたり、モバイル機器のディスプレイスクリーンとカメラを統合することで、モバイル機器のディスプレイスクリーンのサイズを広げることが可能になる。
似たようなコンセプトは、先のMobile World Congress(MWC)にてVivoが発表したりもしていました。ただ、何度も使うフロントカメラなので、やはり格納ギミックの不具合が、使用感とともに気になってくるでしょうし、防水や防塵仕様にも影響をおよぼしそうです。あくまでも特許デザインなので、本当に次期モデルで採用されるのかも定かではありませんけど、Essential Phoneの2018年モデルの進化には期待したいところです。
Photo: Sam Rutherford/Gizmodo US
Image: Google Pantent
Source: Twitter, Google Pantent, technobuffalo
(湯木進悟)